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庭木におすすめの常緑樹12選。避けるべき庭木と選び方の注意点

庭木施工写真

庭に緑をもたらし、目隠しやリラックス効果もある庭木。
樹種がたくさんあり、どんな木を植えればいいのか迷いますよね。

快適な庭を保つためには、見た目の美しさだけでなく、手入れのしやすさや成長のバランスなども考慮することが大切です。

本記事では、庭木として人気のある常緑樹のおすすめを、目的別に12種類ご紹介。避けるべき庭木や失敗しない選び方のポイントもあわせて解説します。

ご自宅の庭にぴったりの庭木を選ぶために、ぜひお役立てください。

庭木選び「3つの基本」

庭木選びで失敗しないためには、まず基本的な分類や選び方を押さえることが重要です。

この章では、常緑樹と落葉樹の違いや、庭の条件に合った木の選び方について解説します。最適な庭木を見つける第一歩として、ここで紹介する基本をしっかり確認しておきましょう。

常緑樹と落葉樹の違い

庭木には「常緑樹」と「落葉樹」の2種類があり、それぞれ特徴が異なります。

常緑樹は冬でも葉が残り、一年中緑を楽しめるのが魅力です。特に目隠しや防犯の観点から人気があります。一方、落葉樹は秋に葉が落ち、冬は枝だけになりますが、季節ごとの表情が楽しめるという良さもあります。

庭をどう使いたいか、どんな庭にしたいかを考えて、どちらを選ぶか決めるとよいでしょう。

庭木を選ぶときの3つのポイント

庭木を選ぶ際に意識したいのが、「スペース」「日当たり」「メンテナンス性」の3点です。

・植えるスペースは十分に確保できるのか
・候補の庭木は日当たりの条件に合っているのか
・剪定や水やりなどの管理は負担にならないか

これらを確認せずに選んでしまうと、後で手間が増えたり、樹木がうまく育たなかったりします。後悔する要因になりますので、冷静に確認して検討しましょう。

「おしゃれ・目隠し・育てやすさ」目的別に考える

庭木には、「おしゃれに見せたい」「視線を遮りたい」「手入れを楽にしたい」など、植える目的がありますよね。

たとえば、シンボルツリーとして華やかさを演出したいなら、樹形が美しい木を選ぶ。隣家との境界に目隠しを設けたいなら、葉が密に茂る木を選ぶと効果的です。

目的が明確になれば、自然と樹種の候補も絞りやすくなりますよ。

目的別おすすめ常緑樹12選

庭木選びは「植える目的を明確にする」ことが大切とお話ししました。この章では、目的別に分類し、それぞれの用途に合った常緑樹をご紹介します。

目隠しや見た目のおしゃれさ、手入れのしやすさなど、ご自身のニーズに合わせて確認してみてください。

目隠しに最適な常緑樹(例:ソヨゴ、トキワマンサク、ハイノキ)

目隠し目的で庭木を選ぶなら、葉が密に茂り、ある程度の高さに育つ常緑樹が適しています。例として、シマトネリコ、トキワマンサクがあります。

・シマトネリコ:繊細な葉が涼しげで、ナチュラルな雰囲気を演出
・トキワマンサク:枝葉が横に広がり、フェンス代わりになる

どちらも成長が早めなので、剪定は定期的に行う必要がありますが、目隠し効果は抜群です。

おしゃれで見栄えのする常緑樹(例:オリーブ、フェイジョア、常緑ヤマボウシ)

庭をおしゃれに見せたいなら、樹形や葉色に個性のある常緑樹がおすすめです。ここでは、オリーブ、フェイジョア、常緑ヤマボウシをご紹介します。

・オリーブ:銀葉が特徴で、洋風の外観にマッチしやすい
・フェイジョア:エキゾチックな花が咲き、実も楽しめる
・常緑ヤマボウシ(ホンコンエンシス):光沢のある葉と白い花が魅力。和洋どちらの庭にも調和しやすい

いずれも比較的乾燥に強く、手入れもそこまで難しくありません。

育てやすくて管理がラクな常緑樹(例:ハイノキ、ソヨゴ)

ガーデニング初心者や手入れに時間をかけたくない方には、耐陰性があり病害虫にも強い庭木が適しています。アオキやソヨゴが人気です。

・アオキ:日陰でも育ち、鮮やかな斑入り葉が特徴的
・ソヨゴ:成長がゆるやかで剪定の手間も少なく、赤い実が秋冬に映える

どちらも管理がラクで人気の高い常緑樹です。

花が楽しめる常緑樹(例:キンモクセイ、ロドレイア)

常緑樹のなかには、花を楽しめる種類もあります。キンモクセイやロドレイアが代表的です。

・キンモクセイ:秋に甘い香りを放ち、季節感を演出してくれる
・ロドレイア:春に咲く、華やかな赤紫の花が魅力。洋風の庭との相性も良い

花の季節になると庭が一気に華やぎ、彩りを添えてくれます。

和風の庭に合う常緑樹(例:ヒイラギモクセイ、カイズカイブキ)

落ち着いた雰囲気の和風庭園には、葉が密で直立性のある樹木がよく合います。ヒイラギモクセイやカイズカイブキなどがあります。

・ヒイラギモクセイ:香りのよい花と光沢のある葉が特徴。生垣にも適している
・カイズカイブキ:刈り込みによって美しい樹形を保ちやすく、存在感のある庭木として重宝される

和の趣を大切にしたい方にぴったりの定番常緑樹です。

スペースが限られた庭におすすめの低木(例:マホニアコンフューサ)

庭のスペースが限られている場合は、コンパクトに育つ低木を選びましょう。ここでは、マホニアコンフューサをご紹介します。

マホニアコンフューサ:細長い葉が特徴で、幅を取らずに植えられる。日陰にも強く、下草のように使えるため、玄関周りや通路沿いにもおすすめ

狭い場所にも取り入れやすいほか、植栽のアクセントにもおすすめです。

植えると後悔!?避けるべき庭木の特徴と具体例

庭木は四季折々の顔があり、育てていくうちに買った当初とは違う姿を見せてくれます。それゆえに、植えた後に「失敗した」と感じるケースがあるのも事実です。

ここでは、後悔につながりやすい特徴をもつ庭木や、実際によく挙げられる具体例を紹介します。失敗を避けるためにも、あらかじめ理解して選ぶことが大切です。

成長が早すぎて剪定が大変な庭木

成長が早い樹種は、最初は目隠しや緑の演出に役立ちますが、やがて剪定の頻度が増え、管理が負担になることが多いです。

たとえば、シマトネリコやユーカリなどは旺盛に枝葉を伸ばし、手入れを怠るとすぐにうっそうとした印象に。特に限られたスペースでは、隣家との境を超えて伸びてしまったり、日当たりの悪化を招いたりすることもあるため注意が必要です。

虫がつきやすく衛生面に問題が出やすい庭木

庭木によっては、害虫が寄り付きやすく、住宅周辺の環境に悪影響を及ぼしやすいものがあります。

たとえば、ナンテンやアベリアはアブラムシが付きやすく、排泄物で黒いススが発生することも。特に子どもやペットがいる家庭では、虫の発生がストレスや不安要素になるため、慎重に検討しましょう。

根の張り方が強く、家や配管に悪影響を与える庭木

一部の庭木は、地下に太く広く根を張るため、コンクリートや配管に影響を及ぼす場合があります。

モチノキやクロガネモチ、クロチクなどは根の力が強く、住宅の基礎や外構に影響が出る可能性も。根詰まりや地面の盛り上がりの原因になることもあるため、庭に十分な広さがない場合は避けた方が無難です。

実際に後悔したという声が多い具体例

SNSやガーデニングブログなどでは、「植えて後悔した庭木」としてたびたび名前が挙がる樹種があります。ユーカリ、ナンテン、モチノキが代表例で、選ぶ際はよく考えて購入しましょう。

・ユーカリ:成長が早く、剪定を怠ると巨大化しがち。忙しくてメンテナンスに時間を避けない場合は避けた方がよいでしょう
・ナンテン:鳥が集まりやすく、実をついばんでフン害につながるケースも。選ぶ際は鳥対策も併せて検討しましょう
・モチノキ:虫がつきやすく、葉や実が大量に落ちるため掃除の手間がかかるという声が多数。こちらも選ぶ際は対策が必須です

失敗を防ぐ!庭木選びの注意点3つ

庭木は一度植えると簡単には移動できません。後悔しないためにも、選ぶ段階で注意点を把握しておくことが重要です。

この章では、庭木選びで見落とされがちな3つのポイントをご紹介します。実際に植える前に確認し、失敗するリスクを減らしましょう。

①成長スピードと最終樹高に注意

庭木の中には、成長が早く予想以上に大きくなる樹種があります。小さな苗の状態ではイメージがつかみにくいですが、数年後には家の屋根に届くほど大きく育つケースも。

最終的な樹高と幅をあらかじめ調べておくことで、将来の剪定負担や近隣トラブルを防ぐことができます。特に庭が狭い場合は丁寧に下調べしたうえで選びましょう。

②剪定や落葉の手間を事前に確認

庭木を植えると、定期的な剪定や、落葉・実の掃除などのメンテナンスが必要になります。手入れが楽とされる常緑樹でも新陳代謝により多少の葉は落ちますし、放置すると美観が損なわれます。

例えばキンモクセイやモチノキは実や葉の落下が多いため、掃除が苦手な方や多忙な方は、メンテナンスの頻度も考慮して選ぶことが大切です。

③地域の気候に合った樹種かどうかも重要

どんなに魅力的な庭木でも、地域の気候に合わないと育ちにくくなります。

寒冷地では寒さに強い品種、暖地では暑さや乾燥に強い品種を選ぶことが基本です。また、潮風や強風の影響を受けやすい沿岸部では、風害に強い種類が適しています。

地域の植樹例を参考にするのも良いですよ。

まとめ|自分に合った庭木を選んで、後悔のない庭づくりを

庭木選びは、庭の目的や条件をはっきりさせて選ぶことで、失敗のリスクを減らすことができます。思わぬ後悔や近隣トラブルに悩むことのないよう、見た目だけでなく、成長具合やメンテナンス性も考慮して検討しましょう。

迷ったときや気になる点がある場合には、プロや専門業者に相談して、庭に合った最適な樹種を選んでくださいね。