キンモクセイ | ノエル 一宮店 愛知県の外構設計・
デザイン事務所
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キンモクセイ

目次

キンモクセイの特徴

かわいらしい黄色い花と、特徴的な香りが人気の常緑樹。目隠しとしても優秀です。

キンモクセイは、秋に咲くオレンジ色の花と特有の香りが魅力的で、昔から庭木として人気があります。一年中、密に葉をつけており、生垣や目隠しとしても人気の常緑樹です。
日陰でも育ちますが、日当たりがよいほうが花付きがよくなります。

品種は四季咲きのもの、花の色が赤みを帯びたもの、違う気ですが、似たものでギンモクセイという白い花を咲かせるものもあります。

 

基本情報

和名 キンモクセイ(金木犀)
英語名

Osmanthus fragrans var.aurantiacus

原産地 中国
種別 常緑高木
成長速度 やや早い
オレンジ色の小花が密集した形
樹高 5~6m
難易度 育てやすい
耐寒性 やや弱い
耐暑性 普通


 
 

キンモクセイの育て方

育成カレンダー

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
植え付け
剪定
肥料
開花

※横にスクロールできます

植え付け 春が最適です。鉢植えの場合、2~3年に1回、3月から4月に植え替えます。
肥料 なくても育ちますが、2月下旬から3月に、寒肥として有機質肥料を中心に施します。
剪定

花芽ができる前の6~7月頃に剪定を行えば、花芽を切り落としてしまうリスクがないのでお勧め。
もしくは3月の剪定も問題はありませんが、これから咲こうとしている花芽を切り落としてしまわないように、注意しましょう。

水やり 植え付け直後から根付くまでは土壌が乾いたら水やりが必要で、その後はよほど乾燥が続かなければ水やり不要です。
場所

やや湿り気のある、肥よくな壌土質の土(砂質分に粘土質が3割ほど混じった土壌)を好みます。
やや耐陰性がありますが、日当たりのよい場所ほど花つきは良好です。また、大気の汚れた場所では花つきが悪くなります。

気温 暖地を好み、寒さにはやや弱く、霜が降りるような場所では、生育は不良となります。
病害虫

害虫:カイガラムシ類(ヒイラギハマキワタムシ、ウメシロカイガラムシ、トビイロマルカイガラムシ)、ミカンハダニ
病気:褐斑病、炭そ病、先葉枯病

キンモクセイの注意点

花を楽しみたい場合は剪定に気を付ける

キンモクセイの枝は勢いよく茂っていき、全体的に広がっていきます。樹形を整えるためには、剪定して枝を整理することが欠かせません。
また、枝葉を茂らせたままにしておくと、内部が蒸れやすくなり、病害虫の発生に繋がります。

新芽が出てから花がつくまでの時期に剪定してしまうと、花が咲かなくなってしまうことがあります。
キンモクセイの剪定をするなら、花が終わった10月~11月の秋ごろや、新芽が出る前の2月~4月に行いましょう。
秋の剪定では、大胆に枝を切り詰めるのは避けます。寒い冬が苦手なキンモクセイは、枝を大幅にカットすることで弱ってしまい、冬を越せなくなってしまう可能性があるためです。
不安の場合、新芽が出る前のタイミングのみの剪定で問題ありません。

害虫が付くことがある

  • カイガラムシ類(ヒイラギハマキワタムシ、ウメシロカイガラムシ、トビイロマルカイガラムシ)
  • ミカンハダニ

このあたりには要注意。葉が混みあって風通しが悪くなると発生しやすくなります。
定期的な剪定をすることと、見つけたら割りばしで取り除くか、害虫駆除用スプレーなどで駆除しましょう。

水切れに注意

根付いてからは降雨に任せても問題ありませんが、植え付け後は水切れしないように注意しましょう。
水はけと水もちの良い土を好み、過度の過湿と乾燥は苦手です。 乾燥させすぎると花付きが悪くなる場合もあるので注意しましょう。 夏場は特に乾燥に気を付けながら水をあげるようにします。 

香りが強い

「秋の香り」「恋の香り」「心地よい香り」と基本的に好まれる香りですが、とても香りが強く、人によっては気になる人も。
ご近所づきあいを気にされる方はいったん考えてみる必要があります。

花が終わった後のお掃除

小花が密集した形で咲くキンモクセイ。とっても可愛らしく素敵ですが、時期が来ると一気に床に落ちます。
お掃除が苦手、隣地との距離が近い方はやめておいたほうがいいかもしれません。

成長が早めで大きくなる

比較的成長も早く、大きくなるので剪定は必須です。
放置しておくと形が崩れたり、病害虫の原因にもなりますので、定期的なメンテナンスを必要とします。

キンモクセイを使ったおしゃれな庭づくりのアイデア

ナチュラルテイスト、和風、雑木風のシンボルツリーとして使用

花が綺麗なキンモクセイはシンボルツリーとしてもおすすめ。
空きにはお花と香りで秋の到来を教えてくれます。
剪定次第で雰囲気もガラッと変わります。

日陰気味の玄関の目隠しやシンボルツリーに

日当たりの悪い場所で植えられる樹木は実は非常に選択肢が少ないです。
そんな場所でも植えられるキンモクセイはとてもおすすめです。
少々花付きが悪くなるので、そこだけ注意ください。

目隠しや生垣として

常緑なのでもちろん年間通して葉があります。
枝葉は密につくので、壁やフェンスまで設置したくないけど、それなりに目隠しをしたい、そんなときにお勧めです。

 

 

相性のよいデザイン・使い方

  • 和風・和モダン
  • 洋風
  • ナチュラル・ナチュラルモダン
  • 雑木風
  • シンボツルリー
  • 庭木
  • 花を楽しむ
  • ライトアップ
  • 目隠し
  • 生垣

クスノキ(Cinnamomum camphora)

クスノキ(学名: Cinnamomum camphora)は、クスノキ科(Lauraceae)に属する常緑高木で、中国南部から東南アジア、日本が原産です。その大きく広がる樹形と芳香のある葉から、庭園や公園のシンボルツリーとして非常に人気があります。長寿で知られ、歴史的な木も多く存在します。

ヒメイチゴノキ(Arbutus unedo)

ヒメイチゴノキ(学名: Arbutus unedo)は、ツツジ科(Ericaceae)に属する常緑低木で、地中海沿岸や西ヨーロッパが原産です。その美しい花と食用の実から「ストロベリー・ツリー」とも呼ばれ、庭園や公園のアクセントプランツとして非常に人気があります。秋には赤く熟す実が観賞価値を高め、庭を彩ります。

ギンモクセイ(Osmanthus fragrans f. aurantiacus)

ギンモクセイ(学名: Osmanthus fragrans f. aurantiacus)は、モクセイ科(Oleaceae)に属する常緑低木で、中国や日本が原産です。その美しい白い花と芳醇な香りが特徴で、庭園や公園のアクセントプランツとして非常に人気があります。秋の開花時期には香りが庭全体に広がり、癒しの空間を作り出します。

ウエストリンギア(Westringia fruticosa)

ウエストリンギア(学名: Westringia fruticosa)は、シソ科(Lamiaceae)に属する常緑低木で、オーストラリアが原産です。その美しい花と細長い葉から、庭園や公園のアクセントプランツとして非常に人気があります。乾燥に強く、手入れが簡単なため、初心者にも育てやすい植物です。