ココスヤシ | ノエル 一宮店 愛知県の外構設計・
デザイン事務所
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ココスヤシ

目次

ココスヤシの特徴

1本あるだけで主役級。リゾート・ドライガーデンに。

お庭にあると一気にリゾート感が演出できるココスヤシ。近年はリゾートガーデンやドライガーデンの人気が高まることによって、注目されている植物のひとつです。
ヤシというとビル3~4階ぐらいの樹高をイメージしますが、このココスヤシは樹高より何より悠然と広げたゴージャスな葉張りと迫力満点の幹が特徴的です。

メンテナンスが大変そうと思う方も多いと思いますが、意外にもこのココスヤシ、耐寒性がとても高く、ヤシの中では小型の部類に入ります。
しかも病害虫にも強いとあって見かけほど手がかかりません。

そしてあまりイメージないかもしれませんが、実がなり、食べることも可能。
種が大部分を占め、繊維質の為、食べられる部分が少ないのですが、
パイナップルやりんごに似た感じで、食べるというよりは果汁を吸うイメージです。
果実酒やシロップにすることもできます。

幅は取りますので、直径5m程は確保したいところです。お庭が広めで、リゾートガーデンを目指す方にお勧め。
花言葉は、「成功」「勝利」。

基本情報

和名 ココスヤシ、ブラジルヤシ
原産地 ブラジル、アルゼンチン、ウルグアイ
種別 常緑高木
成長速度 遅い
赤色
オレンジ~赤色(食べられます)
最終樹高 約5~10m前後
難易度 育てやすい
耐寒性 やや強い
耐暑性 強い


ココスヤシの育て方

育成カレンダー

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
植え付け
剪定
肥料
開花

※横にスクロールできます

植え付け 秋~梅雨入り前までが最適です。
肥料 なくても育ちますが、あるとより生育が良くなります。
5月~10月頃に、2ヶ月に1度くらいのペースで緩効性化成肥料を与えてあげてください。
液肥でも構いませんが、冬場などの休眠期は与えなくても良いです。栄養剤肥料などで水はけが悪くなると根腐れが起こりますので、ご注意ください。
剪定

茶色く枯れてきた葉を幹の生え際で剪定するくらいで、日常的な剪定は不要です。剪定で大きさのコントロールはできません。
幹の上の成長点をカットしてしまうと枯れてしまうので、そこだけご注意ください。

水やり 植え付け直後から根付くまでは土壌が乾いたら水やりが必要で、その後はよほど乾燥が続かなければ水やり不要です。
土の表面を少し乾燥ぎみにさせて育てると、多少生長を抑えることができます。
場所

ある程度耐陰性はありますが、本来は南米の日差しで育つ植物だけに、水はけがよく、日光の当たる明るい場所を確保してあげましょう。
成長はゆっくりですが、地植えして1.5m~2mを超えると成長スピードが速まります。幅をとる樹木なので、直径5mくらいは確保しましょう。

気温 暑さには強く、耐寒性は-6℃くらいまであります。寒冷地では鉢植えにしておくのが無難です。
病害虫

病害虫に強い植物なので殆ど発生しませんが、稀に下記発生することがあります。(特に室内で育てている場合)
害虫:ハダニ、カイガラムシ
病気:すす病

ココスヤシの注意点

成長が非常にゆっくり

成長が遅いというのは、育てやすい反面、大きくなるまで時間が非常にかかります。
大きくなることを見越して小さめを植えるのではなく、理想の大きさで最初から植えて、剪定で整える方がおすすめです。

価格が高い

上述したとおり、成長が遅い大きいものを植えたい場合は価格が若干高めになることが多いです。
それに加えて幅を取り、生産地も遠方になるため、運送費用も割高になります。

幅をとる

ココスヤシはゆっくりではありますがどんどん横にも大きくなります。
直径5mくらいは確保していただきたいです。
庭の端に植えるよりは、お庭の中央付近で鑑賞して楽しんでいただくとよいかなと思います。

 

ココスヤシを使ったおしゃれな庭づくりのアイデア

リゾートテイストのお庭のワンポイントに

ココスヤシといえば、やっぱりゾートテイストにピッタリ。
シンボルツリーとしても良いですし、他の木と組み合わせてアクセントにしても。

ドライガーデン・ロックガーデンにも

ヤシ系の植物は、近年人気のドライガーデン・ロックガーデンにぴったり。
ゴツゴツとした石の中に生きるココスヤシはとってもお洒落です。
ヤシ系の植物やサボテンなんかとも相性◎。

洋風テイストやモダンテイストに

実は洋風テイストやモダンテイストにもあうココスヤシ。

ローメンテナンスなシンボルツリーとして

成長が緩やかで剪定もほとんど不要、病害虫にも強いココスヤシ。
葉もほとんど落ちませんし、ほとんど手はかかりません。
お庭の広さとご予算に余裕のある方にぜひぜひおすすめの樹木です。

 

 

相性のよいデザイン・使い方

  • リゾート
  • ドライガーデン・ロックガーデン
  • 洋風
  • モダン・スタイリッシュ
  • シンボツルリー
  • 庭木
  • ワンポイント・アクセント
  • 門柱まわりに
  • ライトアップ

クスノキ(Cinnamomum camphora)

クスノキ(学名: Cinnamomum camphora)は、クスノキ科(Lauraceae)に属する常緑高木で、中国南部から東南アジア、日本が原産です。その大きく広がる樹形と芳香のある葉から、庭園や公園のシンボルツリーとして非常に人気があります。長寿で知られ、歴史的な木も多く存在します。

ヒメイチゴノキ(Arbutus unedo)

ヒメイチゴノキ(学名: Arbutus unedo)は、ツツジ科(Ericaceae)に属する常緑低木で、地中海沿岸や西ヨーロッパが原産です。その美しい花と食用の実から「ストロベリー・ツリー」とも呼ばれ、庭園や公園のアクセントプランツとして非常に人気があります。秋には赤く熟す実が観賞価値を高め、庭を彩ります。

ギンモクセイ(Osmanthus fragrans f. aurantiacus)

ギンモクセイ(学名: Osmanthus fragrans f. aurantiacus)は、モクセイ科(Oleaceae)に属する常緑低木で、中国や日本が原産です。その美しい白い花と芳醇な香りが特徴で、庭園や公園のアクセントプランツとして非常に人気があります。秋の開花時期には香りが庭全体に広がり、癒しの空間を作り出します。

ウエストリンギア(Westringia fruticosa)

ウエストリンギア(学名: Westringia fruticosa)は、シソ科(Lamiaceae)に属する常緑低木で、オーストラリアが原産です。その美しい花と細長い葉から、庭園や公園のアクセントプランツとして非常に人気があります。乾燥に強く、手入れが簡単なため、初心者にも育てやすい植物です。