ブラシの木(カリステモン、キンポウジュ) | ノエル 一宮店 愛知県の外構設計・
デザイン事務所
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ブラシの木(カリステモン、キンポウジュ)

目次

ブラシノキの特徴

リゾートや洋風テイストのお庭にぴったり。トロピカルムード漂うお洒落な常緑樹。

オーストラリア原産のブラシノキは、トロピカルムード漂う真っ赤な花が印象的。
その名前は、瓶を洗うブラシのような円筒型の不思議な形をしていることから名づけられました。

真っ青な空にもよく映えるブラシノキの花は、リゾートテイストにぴったり。
どうしても花の印象が強いブラシノキですが、花のない時期もオリーブの葉に少し似た細長く先の尖った葉がとてもシャープでおしゃれ。
洋風のお庭や、モダンテイストのワンポイントにも使えます。ほかのお庭と同じじゃ物足りない、そんな方にもおすすめです。

日本では赤い花のものが一番出回っていますが、白やピンク、四季咲き性など、色んな品種があります。
低木として取り扱われることが多いですが、3~5mくらいにもなるのでシンボルツリーとしても使えます。
最大樹高もそこまで大きくなく、病害虫の被害もほとんど気にしなくていいので、管理が楽なのもポイントです。

近年じわじわ人気の出てきたオージープランツ(オーストラリアンプランツ)と分類される、オーストラリア原産の樹木。
他にもたくさんの種類が出てきていますので、オージープランツ系でまとめるのもお洒落です。

基本情報

和名 ブラシノキ、カリステモン、金宝樹(キンポウジュ) 
英語名

Callistemon、Bottle Brush

原産地 オーストラリア
種別 常緑低木、常緑小高木
成長速度 普通
赤いブラシ状の花。(ピンクや白、赤紫の品種もあります。)
枝と同色(茶~灰色)の固い実。
樹高 3~5m
難易度 ★★☆(普通)
耐寒性 ★★☆(普通~やや弱い)
耐暑性 ★★★(強い)

花(白)                      実 
  

花がない状態                   全体の様子
  

ブラシノキの育て方

育成カレンダー

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
植え付け
植え替え
剪定
肥料
開花(品種によって違う場合有)

※横にスクロールできます

植え付け 春~秋が最適です。
肥料 なくても育ちますが、庭植えは2月ごろ寒肥(元肥)。鉢植えは、3月に化成肥料を株元に追肥します。多いと弱ってしまうのであげすぎに注意。
剪定

花芽ができる前の6~7月頃に剪定を行えば、花芽を切り落としてしまうリスクがないのでお勧め。
もしくは3月の剪定も問題はありませんが、これから咲こうとしている花芽を切り落としてしまわないように、注意しましょう。

水やり 植え付け直後から根付くまでは土壌が乾いたら水やりが必要で、その後はよほど乾燥が続かなければ水やり不要です。
場所

暑さに強く乾燥にも耐えるので、水はけのよい場所を選びます。日陰でも生育しますが花つきが悪くなるので、なるべく日光の当たる場所がよいでしょう。苗木や植えつけてまもない若い株は、冬の乾いた冷たい風に当たらないようにします。成木も寒風に当たると葉が傷むので、北風の当たらない場所に植えつけます。

気温 暑さには強く、寒さにはややや弱めですが、寒冷地でなければ育ちます。植えつけ直後の株は、冬の冷たい風は苦手です。
病害虫

病害虫に強い植物なので殆ど発生しません。

ブラシノキの注意点

出来れば日向に植える

日当たりが悪いと育たなくはないですが、花の付きが悪くなり、大きくなりにくくなります。
美しい花を楽しむには日向に植えることをお勧めします。

花を楽しみたい場合は剪定に気を付ける

自然樹形で楽しめる木ですが、剪定をする場合は花芽ができる前の6~7月頃に剪定を行えば、花芽を切り落としてしまうリスクがないのでお勧め。
もしくは3月の剪定も問題はありませんが、これから咲こうとしている花芽を切り落としてしまわないように、注意しましょう。

強剪定を避けた、枝抜きを行い、枝を間引くように透かすのがポイント。
花芽を切り落とさないように注意しながら枝の分岐している場所のすぐ上で切るようにします。

合わないテイストも

リゾートテイスト、洋風、そんなお庭にはピッタリですが、雑木風、和風なんかとは難しいブラシノキ。
洋風でもしっとりしたお庭だと違和感が出ることも。
お花が素敵で植えちゃったけどちょっとウチには合わなかったな、なんてことがないよう、ほかの植物やお家のテイストとと合うか、しっかりと確認しましょう。

 

移植を嫌う

ブラシノキは根が傷むと枯れやすい植物。地植えの場合は基本的に移植はできないと考えた方がいいです。
鉢植えの場合も植え替えを何度もおこなうと弱ってしまうので、「根詰まり」を起こした場合のみ植え替えをおこないましょう。

 

ブラシノキを使ったおしゃれな庭づくりのアイデア

リゾートテイストのお庭のワンポイントに

トロピカルムード漂う真っ赤な花はやっぱりリゾートテイストにピッタリ。
シンボルツリーとしても良いですし、他の木と組み合わせてアクセントにしても。

ドライガーデン・ロックガーデンにも

オーストラリア原産の植物は、近年人気のドライガーデン・ロックガーデンにぴったり。
ゴツゴツとした石の中に生きるブラシノキはとってもお洒落です。
ヤシ系の植物やサボテンなんかとも相性◎。

人と被りたくない、個性的な庭にしたい

人気が出てきたとはいえ、まだまだ認知度としては高くないブラシノキ。
個性の強い花なので、合うテイストが限られています。だからこそ被りにくいので、人と同じじゃつまらない、そんな方にぜひお勧めしたいです。

相性のよいデザイン・使い方

  • リゾート
  • 洋風
  • モダン・スタイリッシュ
  • ナチュラル・ナチュラルモダン
  • ドライガーデン・ロックガーデン
  • シンボツルリー
  • 庭木
  • 花を楽しむ
  • 実を楽しむ
  • ライトアップ

クスノキ(Cinnamomum camphora)

クスノキ(学名: Cinnamomum camphora)は、クスノキ科(Lauraceae)に属する常緑高木で、中国南部から東南アジア、日本が原産です。その大きく広がる樹形と芳香のある葉から、庭園や公園のシンボルツリーとして非常に人気があります。長寿で知られ、歴史的な木も多く存在します。

ヒメイチゴノキ(Arbutus unedo)

ヒメイチゴノキ(学名: Arbutus unedo)は、ツツジ科(Ericaceae)に属する常緑低木で、地中海沿岸や西ヨーロッパが原産です。その美しい花と食用の実から「ストロベリー・ツリー」とも呼ばれ、庭園や公園のアクセントプランツとして非常に人気があります。秋には赤く熟す実が観賞価値を高め、庭を彩ります。

ギンモクセイ(Osmanthus fragrans f. aurantiacus)

ギンモクセイ(学名: Osmanthus fragrans f. aurantiacus)は、モクセイ科(Oleaceae)に属する常緑低木で、中国や日本が原産です。その美しい白い花と芳醇な香りが特徴で、庭園や公園のアクセントプランツとして非常に人気があります。秋の開花時期には香りが庭全体に広がり、癒しの空間を作り出します。

ウエストリンギア(Westringia fruticosa)

ウエストリンギア(学名: Westringia fruticosa)は、シソ科(Lamiaceae)に属する常緑低木で、オーストラリアが原産です。その美しい花と細長い葉から、庭園や公園のアクセントプランツとして非常に人気があります。乾燥に強く、手入れが簡単なため、初心者にも育てやすい植物です。