オリーブ | ノエル 一宮店 全国対応の外構設計・
デザイン事務所
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オリーブ

目次

オリーブの特徴

シルバーリーフがお洒落。花も実もつき、楽しみの多い魅力的な常緑樹。

オリーブはその美しい樹形と色鮮やかな浅緑の葉が魅力的で、非常に人気の常緑樹です。
おしゃれなカフェや美容院などでもよく見かけますし、ノエルでもよくご提案している樹木です。

オリーブの葉は、表がスモーキーで乾いた色をしている一方で、葉裏はシルバーのような色味をしています。
その葉の両面のコントラストが大変美しく、オリーブの木一本でおしゃれな雰囲気が演出できることや、その魅力的な葉が一年中茂っていることが人気の理由の一つ。
他にも、花や実がなったり、実を食用にしたり、性質が強く育てやすいことなども、オリーブの木の魅力に挙げられます。

葉の美しさをより一層増幅させるために足元を花々で飾ってあげるとよりおしゃれで華やかになります。
ハーブなどを併せて育ててキッチンガーデンとする例も多くあり、用途は非常に多彩です。

基本情報

和名 オリーブ、オリーブノキ、オレーフノキ
英語名 Olea europaea
原産地 イタリア・スペイン・ギリシャ・トルコなどの地中海沿岸の国々
種別 常緑広葉樹・常緑高木
成長速度 普通~早い
花色 白色
樹高 15m(庭植えでは3~4m程度)
難易度 ★☆☆(育てやすい)
耐寒性 ★★☆(普通~強い)
耐暑性 ★★★(強い)

オリーブの育て方

育成カレンダー

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
植え付け
植え替え
剪定
肥料
開花
収穫

※横にスクロールできます

植え付け 真冬と真夏をを避ければ通年大丈夫ですが、3月~5月ごろが最適です。
肥料 オリーブの花芽が動き出す3月、実が充実する6月、実を収穫したお礼肥えの10月の、年に3回与えます。
剪定 年に1回程度。オリーブはその年の春から初夏に伸びた新梢に、翌年花を咲かせて実をつけます。そのため、剪定の時になるべく新梢を残しつつ、混み合ったところを中心に剪定すると、花や実付きが良くなります。
水やり 植え付け直後から根付くまでは土壌が乾いたら水やりが必要で、その後はよほど乾燥が続かなければ水やり不要です。乾燥に強く加湿を嫌います。
場所

日当たりが良く、水はけのよい場所がおすすめ。

気温 暑さにも寒さにも強い育てやすい樹木です。
病害虫 病害虫には強い樹木ですが、オリーブアナアキゾウムシ、アブラムシなどが発生することも。
虫ではないですが、実を狙った鳥がやってくることがあります。

 

オリーブの木の注意点

害虫が付くことがある

比較的病害虫に強いと言われているオリーブの木ですが、生育途中に害虫がつくことがあります。
特に「オリーブアナアキゾウムシ」「コガネムシ」「テッポウムシ」は木の内側にダメージを与える害虫なので注意しましょう。

  • オリーブアナアキゾウムシ
  • スズメガ
  • コガネムシ
  • ハマキムシ
  • テッポウムシ
  • マエアカスカシノメイガ
  • イボダガ
  • ヘリグロテントウノミハムシ
  • シマケンモン

 

オリーブの実を狙った鳥がやってくることがある

木に鳥がとまって休憩している光景はとても可愛いものです。害虫を食べてくれる野鳥もいます。
しかし、すべての鳥が無害なわけではありません。鳥によっては、オリーブの実を食い散らかしたり、鳥の糞を落としていったり、嬉しくない行動をするものもいます。鳥害がひどいようであれば対策が必要です。

根が浅いため、強風に注意

オリーブは「浅く」「広く」根を張る樹木です。強風には弱く、台風などが直撃すると地植えをしていても倒木する恐れがあります。

  • 鉢植えで育てて、台風や強風のときは屋内に避難をする
  • 地植えの場合は支柱をたてる

など、強風や台風の際は対策が必要です。

実を楽しみたい場合は2種類以上植える

オリーブは同じ品種の花粉では受粉しない「自家不結実性」という性質があるため、実を楽しむためには2品種の栽培をおすすめします。
なお、自分の花粉でも受精する「自家結実性」の性質がある品種もありますが、他の品種の花粉があった方が、実がつきやすくなります。

オリーブは夏場にかけて実ができはじめ、最初は緑、その後秋に赤から黒い実になります。
それぞれの色の過程で、香りや風味が変わるので、お好みの状態で収穫をしてください。
なお、オリーブの実はアクが強いので、そのままでは食べられません。重曹水や塩水でアクを抜く作業は必要です。

 

オリーブを使った、おしゃれな庭づくりのアイデア

洋風テイストやモダンテイストのシンボルツリーとして使用

樹形と葉がおしゃれなオリーブは、シンボルツリーとして人気の常緑樹です。
特に洋風、モダン、ナチュラル、このあたりのテイストにはピッタリ。おしゃれなカフェ風なんかにも◎です。
華やかにしたいけど常緑がいい、という方にお勧め。
花や実も楽しめ、常緑ながら1年を通して表情が変わるのも魅力的です。

ハーブガーデン、イングリッシュガーデンに

年間通して美しいシルバーグリーンの葉は、ハーブやバラとの相性バッチリです。
花が美しい春には花を引き立ててくれ、閑散としてしまう冬の時期には明るい印象にしてくれます。

お庭で実や花を楽しむ

5~6月に咲く白い小花、9~2月ごろには実を収穫でき、楽しみが多い木です。
2本以上植えた方が実が付きやすくなるので複数植えるのをお勧めします。
ハーブやお花との相性も良く、お洒落に家庭菜園を楽しめます。

 

鉢植えで楽しむ

オリーブは大きくなりすぎないので、鉢植えで育てることも可能です。
洋風のテラコッタ系も会いますが、近年は写真のようなモダンなグレー系の鉢植えが人気。コンクリート調なんかもお勧めです。

相性のよいデザイン・使い方

  • 洋風
  • モダン・スタイリッシュ
  • ナチュラル・ナチュラルモダン
  • 雑木風
  • シンボツルリー
  • 庭木
  • 花を楽しむ
  • 実を楽しむ
  • ライトアップ
  • ハーブガーデン

クスノキ(Cinnamomum camphora)

クスノキ(学名: Cinnamomum camphora)は、クスノキ科(Lauraceae)に属する常緑高木で、中国南部から東南アジア、日本が原産です。その大きく広がる樹形と芳香のある葉から、庭園や公園のシンボルツリーとして非常に人気があります。長寿で知られ、歴史的な木も多く存在します。

ヒメイチゴノキ(Arbutus unedo)

ヒメイチゴノキ(学名: Arbutus unedo)は、ツツジ科(Ericaceae)に属する常緑低木で、地中海沿岸や西ヨーロッパが原産です。その美しい花と食用の実から「ストロベリー・ツリー」とも呼ばれ、庭園や公園のアクセントプランツとして非常に人気があります。秋には赤く熟す実が観賞価値を高め、庭を彩ります。

ギンモクセイ(Osmanthus fragrans f. aurantiacus)

ギンモクセイ(学名: Osmanthus fragrans f. aurantiacus)は、モクセイ科(Oleaceae)に属する常緑低木で、中国や日本が原産です。その美しい白い花と芳醇な香りが特徴で、庭園や公園のアクセントプランツとして非常に人気があります。秋の開花時期には香りが庭全体に広がり、癒しの空間を作り出します。

ウエストリンギア(Westringia fruticosa)

ウエストリンギア(学名: Westringia fruticosa)は、シソ科(Lamiaceae)に属する常緑低木で、オーストラリアが原産です。その美しい花と細長い葉から、庭園や公園のアクセントプランツとして非常に人気があります。乾燥に強く、手入れが簡単なため、初心者にも育てやすい植物です。