ダイコンドラ(ディコンドラ)
目次
ディコンドラは、ハート型の小さな葉が可愛いらしい、横に広がって這うように伸びる多年草です。グラウンドカバーやハンギングの寄せ植えのアクセントとして最適です。
葉柄が長くて踏圧には強くないので、植える場所には配慮が必要。冬に葉が傷みますが、株が枯れることはなく、毎年春からまた見ごろを迎えます。
花は3mm程度と小さく、葉のつけ根に咲いて葉に隠れるので、ほとんど目につきません。
品種は、グリーンものとシルバー色のものがあり、緑葉タイプは銀葉タイプに比べて生育が早く、タネをまいて1か月後には地面を覆います。
銀葉タイプは、葉の表面が細かい毛に覆われ、銀白色に輝き、たいへん美しいのですが、蒸れると黒くなるので、乾かし気味に育てるとよいでしょう。
耐寒性はそれほど高くないので、葉が美しい状態で冬を越すためには-1℃以上の気温が必要です。
冬に-1℃を下回る場合、関東以南の地域であればいったん生長の勢いがなくなり葉が枯れたりしますが、根は生きているので春に再び芽吹きます。
・多年草
・草丈/樹高 3~10cm、ほふく茎の長さは1m以上
・育てやすい
・耐寒性 普通
・耐暑性 普通~強い
・特性・用途 常緑性,カラーリーフ,初心者でも育てやすい,グラウンドカバーにできる