シクラメン | ノエル 一宮店 愛知県の外構設計・
デザイン事務所
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シクラメン

目次

シクラメンの特徴

シクラメンは冬から春にかけて咲く花で、冬場のお部屋に飾る花として人気です。

花期が長く次々に咲くので、長い期間楽しめるのが魅力です。

花色も赤や黄・紫・白など多彩で美しく、八重咲きや花弁にウエーブがついたロココ咲きなど、個性的な多くの園芸品種があります。

また、葉の形はハートで斑入りやシルバーリーフのもがありバリーション豊かな花です。

上品な甘い香りのある品種もあり、冬のお部屋に気品と華やかさをもたらします。

基本情報

和名 カガリビバナ
学名 Cyclamen persicum
原産地 北アフリカから中近東、ヨーロッパの地中海沿岸地域
種別 サクラソウ科  シクラメン属
花色 赤・白・ピンク・黄・紫・復色
草丈 10~50㎝
難易度 ★★☆(ふつう)
耐寒性 ★☆☆(寒さにやや弱い)
耐熱性 ★☆☆(暑さにやや弱い)

 

 

シクラメンの育て方

育成カレンダー

 

植え替え 9月ごろ、根鉢をなるべく崩さないように、一回り大きな鉢に植え替えます。
肥料 9月ごろから5月ごろまで、1週間に1回程度1,000倍に薄めた液肥を施します。夏場は必要ありません。
剪定 特に剪定は必要ありません。花がらと枯葉を取り除きまます。
水やり 底面給水鉢で育てる場合は、受け皿の水がなくならないように水やりを行います。普通鉢で育てる場合は、表面の土が乾いたらたっぷり水やりを行います。その時、葉に水がかからないように注意する。
場所 冬場時は日当たりのいい室内で管理しましょう。最低気温が10度以上になったら戸外の風通しの良い日陰で管理し休眠させます。
気温 極端な暑さと寒さが苦手なので、夏場は日陰で休眠させ、最低気温が10度以下になったら、日当たりのいい室内が適しています。

 

シクラメンを毎年咲かせるためのコツ

シクラメンを毎年咲かせるのは難しくありません。

夏場と冬場に置き場所や管理方法に気を付ければ、意外と簡単に咲いてくれます。

コツをつかんで、毎年綺麗な花を咲かせてくださいね。

 

夏越し

夏場のシクラメンは休眠法と非休眠法があり、一般的には非休眠法が初心者向きとされています。
しかし、経験上手間のかからない休眠法をおすすめします。

休眠法をおすすめする理由

  • 非休眠法でも、上部が枯れた場合は休眠法に切り替えが必要になる
  • 夏にも水やりや施肥の手間がかかる
  • 高温多湿を嫌うので、夏場の潅水や施肥は初心者にはリスクが高い
    (カビや腐れのリスクが高くなる)

非休眠法が絶対にNGという訳ではありませんが、上記の理由でここでは休眠法を紹介します。

 

休眠法のやり方 

4月ごろ、花が終わり葉も黄色くなり始めたら休眠の準備に入ります。

この頃から徐々に水やりを減らし、ほとんどの葉が枯れたら水やりをやめ枯葉を取り除き、戸外の風通しのいい雨の当たらない日陰に置きます。

そうして、10月ごろから徐々に水やりをして、葉が数枚出てきたら日なたに移し液肥を施します。

 

夏のコツ:土を乾燥させ、風通しのいい日陰に置く

 

冬越し


シクラメンは花期が長いので、ちょっとしたコツを抑えるだけで長く花を楽します。

花を長く楽しむコツ(冬)

  • 置き場所:室内の日当たりのいい場所に置く
  • 水管理:土の表面が乾いたらたっぷり水やりをする
    ※底面給水鉢の場合は、水がなくならないように管理します
  • 温度管理:5度以上20度以下に管理する
  • 肥料:1週間に1回程度、液肥を施す
  • 植え替え:成長してきたら一回り大きな鉢に植え替える

 

冬のコツ:暖房器具の風があたらない日当たりのいい室内に置き、水を切らさない

 

シクラメンは犬や猫を飼っているお家では注意が必要


シクラメンの球根部にはサポニン配糖体という有毒成分が含まれているので、犬や猫などのペット飼っているお家では置き場所に注意が必要です。

シクラメンを食べて起きる可能性のある中毒症状

  • 下痢・嘔吐
  • 胃腸炎
  • 食欲不振
  • 不整脈・痙攣

 

最悪の場合は、命を落とすケースもあるので注意が必要です。

シクラメンを飾る場合は、ペットの届かない場所やペットの生活スペース以外に飾るのをおすすめします。

 

シクラメンをプレゼントでもらったら?


シクラメンは、お祝いなどで贈り物として人気の高いお花です。

お花をプレゼントされたらどうすればいいのでしょうか。

シクラメンはラッピングされた状態でプレゼントされますよね。

この場合、ラッピングしたままにしておくと葉が蒸れてカビが発生する恐れがあるので、しばらく楽しんだらラッピングを外して管理しましょう。

リボンが鉢に直接刺さっている場合もありますが、リボンも外します。

せっかくきれいにラッピングしてあり残念な気もしますが、カビが発生して病気になると枯れてしまうこともあるので、早めに外すことをおすすめします。

 

シクラメンの花言葉

シクラメンの花言葉は、「清純」「内気」「遠慮」「はにかみ」です。

うつむき加減に咲く上品なシクラメンにピッタリな花ことばですね。

シクラメンは、色別でも花言葉が違うのご紹介します。

色別の花言葉

  • 白 : 清純・思いやり
  • ピンク : 憧れ・内気
  • 赤 : 嫉妬・絆・愛情
  • 紫 : 思いが叶う・絆

 

リューカデンドロン(Leucadendron)

リューカデンドロン(学名: Leucadendron)は、ヤマモガシ科(Proteaceae)に属する常緑低木で、南アフリカが原産です。その鮮やかな色と独特の花姿が特徴で、庭園や公園のアクセントプランツとして非常に人気があります。ドライフラワーや切り花としても利用され、四季を通じて楽しむことができます。

ワイヤープランツ(Muehlenbeckia axillaris)

ワイヤープランツ(学名: Muehlenbeckia axillaris)は、タデ科(Polygonaceae)に属する多年草で、ニュージーランドやオーストラリアが原産です。細い茎と小さな丸い葉が特徴で、地面を這うように広がるため、グラウンドカバーやコンテナガーデンとして人気があります。

タマリュウ(Ophiopogon japonicus)

タマリュウ(学名: Ophiopogon japonicus)は、キジカクシ科(Asparagaceae)に属する常緑多年草で、日本や東アジアが原産です。その低い草丈と美しい緑の葉から、庭や公園のグラウンドカバーや縁取り植物として広く利用されています。乾燥や日陰にも強く、手入れが簡単なため、初心者でも育てやすい植物です。

ガザニア(Gazania rigens)

ガザニア(学名: Gazania rigens)は、キク科(Asteraceae)に属する多年草で、南アフリカ原産です。鮮やかな花色と耐乾性から、庭やコンテナガーデンで人気があります。特に花の開花時期が長く、春から秋まで楽しむことができるため、庭に彩りを加えるのに最適です。