クリスマスローズ | ノエル 一宮店 愛知県の外構設計・
デザイン事務所
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クリスマスローズ

目次

 クリスマスローズの特徴

クリスマスローズは強靭で育てやすく、庭や寄せ植えで手軽に楽しめるおすすめの宿根草です。

植えっぱなしにしておけばこぼれ種でふえるので、数株植えるだけで4・5年後にはかなりふえ華やかになります。

種でふやした場合、花の色や形が安定しないので親とは違ったいろいろな花が咲きどんな花が咲くのか楽しみですよ。


基本情報

和名 寒芍薬
学名 Helleborus niger(ヘレボルス・ニゲル)
原産地 南ヨーロッパと西アジア
草丈 20㎝
難易度 ★★☆(育てやすい)
耐寒性 ★★★(寒さに強い)
耐熱性 ★☆☆(暑さにやや弱い

 クリスマスローズの育て方 

 育成カレンダー

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
植え付け
植え替え
剪定(古葉取り)
肥料
開花

※横にスクロールできます

植え替え・植え付け 鉢に植え替える場合は生育が旺盛なので、2回りほど大きな鉢を使用する。
肥料 9~10月と4月の2回、緩効性肥料を与えます。
剪定(古葉取り) 花が咲く前の11~12月に黄色く変色した古葉を取り除きます。
水やり 庭植えの場合は必要ありません。鉢植えの場合は、鉢の表面が乾いたらたっぷり水やりします。6~9月はやや乾燥気味にします。
場所 暑さが苦手なので、直射日光は避け落葉樹の下などの半日陰に置きます。
気温 高温多湿が苦手です。風通しの良い半日陰で育てます。

 
クリスマスローズと相性のいい植物

 

 庭植え

相性のいい高木 

強い日差しの苦手なクリスマスローズは、落葉する高木の足元に植えるのがおすすめ。

落葉樹は、夏の強い日差しから守ってくれ、冬は落葉して日差しを届けてくれるので、クリスマスローズにはうれしい環境です。

<おすすめの落葉樹>

  • エゴノキ
  • モミジ
  • ヒメシャラ
  • ハナミズキ
  • エゴノキ

 相性のいい球根

クリスマスローズの花が、終わりかけたころに咲きだす球根と合わせるのもおすすめです。

<おすすめの球根>

  • スイセン
  • ムスカリ
  • スノーフレーク

相性のいい宿根草 

クリスマスローズの背丈より高いか低い植物と合わせると、立体感が出ておすすめです。

<相性のいい宿根草>

  • アスチルベ
  • シュウメイギク
  • エキナセア
  • ガウラ
  • アジュガ

 寄せ植え

クリスマスローズは半日陰を好むので、同じように半日陰を好む植物と合わせましょう。

また、草丈はクリスマスローズより高いものや低いものを合わせると、立体感が出るのでおすすめです。

<おすすめの宿根草>

  • プリムラ・ジュリアン
  • アジュガ
  • ハボタン
  • アリッサムなど

 クリスマスローズの楽しみ方

 切り花として楽しむ

クリスマスローズは、花瓶に生けてお部屋でも楽しめます。

花を長く楽しむコツはできるだけ深く水に生けることなので、花の近くまで生けられる深めの花瓶を用意しましょう。

毎日水を変え、そのたびに茎を少し水切りすると長持ちします。

または、花屋などで売っている切り花の延命剤を使うと水替えの手間が省け便利です。

 

 ドライフラワー

クリスマスローズはあまり水分を含んでいないので、ドライフラワーを作りやすいです。

上手く乾燥できれば、形も色もほとんど変わらずに残せるのでおすすめです。

窓辺に吊るしたり、あるいはシリカゲルに入れたりして乾燥させる方法があります。

リースなどに使いたい場合は、シリカゲルに入れて乾燥させる色合いを保てるのでおすすめです。

 

 押し花

一重のクリスマスローズは、花弁が薄く水分量が少ないので押し花に向いています。

八重咲の花は、厚みがあって乾きにくいので失敗しやすく不向きです。

本などの身近な道具で手軽に作れますが、色を残してきれいに仕上げたい場合は押し花キットなどを利用するといいでしょう。

押し花に使う花は、できるだけ咲いたばかりの新鮮な花使用すれば鮮やかな色が残ります。

 クリスマスローズの種類

クリスマスローズの種類は、大きく分けて原種と交配種があります。
そして原種には名前がありますが、交配種にはほとんどの場合名前がありません。
それは、種で増やすクリスマスローズは、花の色や形が安定せず親と同じ花が咲くとは限らないからです。
ここでは、代表的な分類を紹介します。

原種・交配種 

原種 

素朴な雰囲気ながらも、微妙な色の変化が楽しめるのが魅力です。

原種は約20種類ほどあるといわれています。

<代表的な原種>

ニゲル・アーグチフォリウス・オリエンタリス・グッタータス・フェチダス

 

 交配種

原種をもとの交配をしたものが、交配種(ガーデンハイブリット)です。

交配を繰り返すことで、鮮やかな色や特徴的な花弁などの魅力的なクリスマスローズが生まれました。

交配種の多くは名前がついていないので、「クリスマスローズ」や「ガーデンハイブリット」などと呼ばれています。

 

有茎種・無茎種・中間種

有茎種 

太い茎が立ち上がって葉をつけ、茎の先天に花を咲かせます。

常緑性が多いです。

<代表例>

ヘレボルス・リビダス、ヘレボルス・アーグティフォリウス、ヘレボルス・フォエティドゥス

 

無茎種

花は根もとから花柄が直接出て、その先端に花を咲かせます。

葉と花は別々にでます。

常緑性と落葉性があり、根茎は丈夫で太く短い根がでます。

<代表例>

ヘレボルス・オリエンタリス、ヘレボルス・アブカシクス、ヘレボルス・コーカシクス

中間種 

有茎種と無茎種のどちらとも区別がつかない種類。

<代表例>

ヘレボルス・ニゲル、ヘレボルス・ヴェシカリウス、ヘレボルス・ステルニー

 

リューカデンドロン(Leucadendron)

リューカデンドロン(学名: Leucadendron)は、ヤマモガシ科(Proteaceae)に属する常緑低木で、南アフリカが原産です。その鮮やかな色と独特の花姿が特徴で、庭園や公園のアクセントプランツとして非常に人気があります。ドライフラワーや切り花としても利用され、四季を通じて楽しむことができます。

ワイヤープランツ(Muehlenbeckia axillaris)

ワイヤープランツ(学名: Muehlenbeckia axillaris)は、タデ科(Polygonaceae)に属する多年草で、ニュージーランドやオーストラリアが原産です。細い茎と小さな丸い葉が特徴で、地面を這うように広がるため、グラウンドカバーやコンテナガーデンとして人気があります。

タマリュウ(Ophiopogon japonicus)

タマリュウ(学名: Ophiopogon japonicus)は、キジカクシ科(Asparagaceae)に属する常緑多年草で、日本や東アジアが原産です。その低い草丈と美しい緑の葉から、庭や公園のグラウンドカバーや縁取り植物として広く利用されています。乾燥や日陰にも強く、手入れが簡単なため、初心者でも育てやすい植物です。

ガザニア(Gazania rigens)

ガザニア(学名: Gazania rigens)は、キク科(Asteraceae)に属する多年草で、南アフリカ原産です。鮮やかな花色と耐乾性から、庭やコンテナガーデンで人気があります。特に花の開花時期が長く、春から秋まで楽しむことができるため、庭に彩りを加えるのに最適です。