物置の選び方
目次
物置の選び方
物置の中に入れるもので選ぶ
物置に何を入れたいかで決めましょう。
<物置に収納するのもの例>
- キャンピング道具
- 釣り道軽油タンクスペアタイヤ
- 自転車
- バイク
何をどれくらい入れたいかを決めると、物置の大きさや内部のレイアウトを選ぶときの目安になります。
倉庫内の棚のレイアウトは、釣り竿やゴルフバックなど長いものを収納できるレイアウトもあります。
置く場所で選ぶ
倉庫を置く場所で決めましょう。
置き場は、使う場所に近いかあるいは人の動線上に置くと、収納しやすくて使い勝手が良くなります。
使う場所に近いとは、例えば庭で使うバーベキューセットや肥料・掃除道具などを収納するなら、物置は庭に置くということです。
人の動線上というのは、例えばキャンピング道具などは車に乗せて運ぶので、玄関と車の動線上に置くということです。
できるだけ収納しやすく、取り出しやすい場所に置くようにしましょう。
そしてその場所に、置ける倉庫のサイズを確認します。
倉庫は、できるだけ大きい方が収納力が多くなり便利です。
しかし、置き場所に入らなくては意味がないので、置き場に入るサイズを確認して選びましょう。
物置のサイズで選ぶ
収納したいもの、置ける場所が決まったら、物置のサイズを決めましょう。
物置のサイズは、収納したいもの+3割程度の余裕を見て決めるのが理想です。
また、扉の開き方で使い勝手も変わってくるので、合わせて確認するようにしましょう。
予算も考慮して、使い勝手の良いサイズを選んでください。
物置を置くときの注意点
地面の状態に注意する
物置を置く場合、水平の場所に置く必要があります。
やわらかい土地の場合、地盤沈下を起こす可能性があるので注意が必要です。
土地が斜めになると、物置が歪んでしまい扉が開かなくなってしまうことも起こる可能性があります。
また、湿気の多い場所も注意が必要です。
地盤沈下の原因になったり、倉庫に湿気が入り収納したものがかびたりする恐れがあります。
倉庫は強固な地盤で、水平な場所に置くようにしましょう。
置き場所に注意する
高さのある物置を選ぶ場合、安全面を考え置き場所に注意が必要です。
<置くときに注意が必要な場所>
- 強風が取りぬける場所
- 陳地との境界
- ベランダなど高い場所
高さのある倉庫の場合、強風で倒れる可能性があるので、隣地との境界に置く場合は特に注意が必要です。
倉庫の向きを変えるか、基礎や家などへの固定をするなどの検討おすすめします。
基礎への固定をした場合、固定資産税の対象となる場合があるので、専門の外構業者へ相談すすることをおすすめします。
物置の主要3メーカーの特徴
|
価格帯 |
強度 |
特徴 |
こんな人におすすめ |
イナバ物置 |
高価 |
強固 |
それぞれの部材が厚く頑丈な作りになっている |
積雪地域での利用したい 家電製品を収納したい |
ヨドコウ |
高価 |
標準 |
釣り扉で開閉がスムーズ カラーバリエーションが豊富 |
大きなものを収納したい 日常的に使いたい |
タクボ物置 |
安価 |
標準 |
コストパフォーマンスがいい 豊富なラインナップがあり、耐久性にも優れている |
コスパ重視 |
イナバ物置は、「100人乗っても大丈夫!」というおなじみのキャッチコピー通り、最も強固で耐久性に優れています。
また、扉にはパッキンが採用されほこりや雨水が入りにくいので、ストーブや扇風機などの季節家電を収納できます。
おしゃれで大容量な物置4選
物置のデザインは、家の外構に合わせて検討しましょう。
ナチュラテイストの外観なら、イナバ物置・ヨドコウの木目調やモノトーンの扉の物置がおすすめです。
出典:イナバ物置
自転車やバイクなども入れられる大型サイズの物置
設置場所に合わせてレイアウトが選べます
出典:ヨド物置
木目調他4色から選べる
下レールがないので、開閉がスムーズで掃除も楽
出典:ヨドコウ
おしゃれな扉が選べる、完全受注生産の物置
8種類から選べます
出典:ディーズガーデン
レンガ造りのおしゃれでアンティークなカンナ物置
物置は固定資産税の課税対象になる?
物置によっては、固定資産税が必要となる場合があるので注意が必要です。
<固定資産税の対象になる場合>
- 基礎コンクリートの上に設置し固定する場合
したがって、地面にブロックを置きその上に物置を設置すれば固定資産税はかかりません。
また、固定資産税同様に、建築確認申請が必要になるケースもあります。
10㎡以上の大きさ、防火あるいは準防火地域への設置の場合は申請が必要になります。
詳しいことは、メーカーか外構業者にお尋ねください。
物置の撤去費用はどれくらいかかる?
物置を撤去処分する方法は3つあります。
- 業者に依頼する
- 自分で自治体の粗大ごみとして出す
- 個人で売る・ゆずる
業者に依頼する
メリット
解体や運搬の手間がなく楽
早く処分できる
デメリット
費用がかかる(約10,000円~25,000円)
業者を探す手間がかかる
自分で自治体の粗大ごみとして出す
メリット
比較的安価で済む(約1,000円~15,000円)
デメリット
ごみを出す日程調整が必要になる
ゴミ置き場までもっていかなければいけない
大きさにより解体する手間がかかる場合がある
売る・ゆずる
メリット
臨時収入になる
デメリット
相手を見つけるのに手間と時間がかかる
場合によっては送料がかかる