外構植栽図鑑『アスナロ』日当たりの悪い外構でも採用可能なアスナロの植栽における特徴とは |ブログ|株式会社ノエル 愛知県の外構設計・
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外構植栽図鑑『アスナロ』日当たりの悪い外構でも採用可能なアスナロの植栽における特徴とは

外構植栽図鑑『アスナロ』日当たりの悪い外構でも採用可能なアスナロの植栽における特徴とは

外構における『アスナロ』の特徴とは?

皆さんこんにちは。一宮市で外構の設計とデザイン・施工を行っているnoel(ノエル)一宮店です。
今回は外構にて用いられる植栽の種類について解説していきます。

ヒノキ科に属する『アスナロ』は日光を求める植物が多い外構植栽の中でも数少ない、日陰で育つことのできる樹種です。
日陰で植えるためか『成長速度が緩やか』で、それほど『手入れが必要ない』という特徴があります。
また、葉が密集していて鬱蒼とした印象を与えてしまいますが、その性質により『防風』の効果が強く期待できます。

アスナロには強力な『抗菌成分』が含まれており、木材としても耐湿性の高さとあわさって非常に役に立つ高級資材となります。
疫病や害虫にも比較的強く、こちらの面でも手入れが不要になっています。
日陰に植えるため蒸発による水分の消費も少なく、成長速度が遅く、疫病や害虫にも比較的強い。
それら全ての特性によって、あまり『外構の手入れが出来ない方』にはとても有り難い植物となっていますね。

しかし葉の色がやや暗く、日陰植栽という状況も考えると、無計画に植えてしまった場合には『鬱蒼としている』『暗い』『不気味』といった印象を与えてしまいます。
そのため植栽として活用する場合は、『明るい色をした植物』と並べるのがベストとなる場合があります。
その場合、お供となる植物も日陰に向いており、成長が緩やかなものを選ぶと良いでしょう。
もちろん、デザインに正解はないので他の方法でも対処可能です。

植栽には適当に植えても十分美しいものと、しっかりと計画しなければ厄介なものがあります。
アスナロは成長が遅いので「適当に植えたら育ちすぎて大変なことになった!」ということにはなりませんが、見た目的な問題が生じる可能性がありますので気をつけてください。

植栽の種別

常緑針葉樹・常緑高木

名称

アスナロ、ヒバ、アテ

樹高

3m前後

開花時期

4-5月

植栽費用

やや高~高

適した環境・採用環境

日光の当たらないエリア、日陰エリア
湿ったエリア、低温なエリア
手入れができない環境、メンテナンス軽減を望む外構
防風目的

主な生育地・原産地

日本全国

害虫耐性・疫病耐性


高い抗菌作用や、日光を好む寄生虫などが寄りつかないことで高い耐性を持っています。