2020.07.08
外構植栽『ヒイラギ』防犯目的で植栽?ヒイラギの植栽における特徴とは
外構における『ヒイラギ』の特徴とは?
愛知県一宮市で外構・エクステリアの設計デザインと施工を専門としているノエルです。
今回は外構における植栽の特徴について解説していきたいと思います。
モクセイ科モクセイ属のヒイラギは多くの外構・エクステリアにて『防犯』の意味を込めて植えられます。
見てわかるとおり葉は刺々しい形状をしており、触れると痛みが走るため、防犯から害獣対策にもなります。
日陰でも成長する上に、病害虫にも強い樹種であるために比較的扱いやすい樹種だが、見た目の癖が強いためにやや扱いにくい樹種でもあります。
ヒイラギを外構の植栽として扱う場合はその個性的な外見をどう活かすかが課題になります。
モダンテイストの外構であれば機能性の高さとして違和感なく利用できますが、それ以外の外構だとやや浮きがちです。
見た目も濃い色合いのために、外構全体をくらい印象にしてしまうことがあるので、バランスに注意が必要です。
古くは邪鬼を追い払うとされ、家を守るために植えられていたこともあります。
植栽の種別
常緑広葉樹・常緑高木
名称
ヒイラギ、ヒラギ
樹高
2.5m以上
開花時期
10-12月
植栽費用
やや安価ー中程度
適した環境・採用環境
防犯・防獣意識を高めたい外構
機能性を優先したい外構
やや治安の悪い地域での外構
モダンデザインの外構
主な植栽可能地・原産地
東北から沖縄
害虫耐性・病気耐性
強い
一部の害虫を除けば極めて病害虫に強いとされている。
しかし、一部この植物を害する虫がいるので注意が必要。