2020.07.20
外構植栽『アメリカザイフリボク』純白の花とチェリーのような実が個性的な樹種の特徴とは
外構における『アメリカザイフリボク』の特徴とは?
愛知県一宮市から岐阜にかけて外構・エクステリアの設計デザインと施工を専門としているノエルです。
今回は外構における植栽の特徴について解説していきたいと思います。
アメリカザイフリボクは別名としてジューンベリーの名を持つ樹種で、純白の綺麗な花と紅色の実をつける鑑賞性の高い植物です。
この植物をわざわざ外構や庭に取り入れる場合は花や実で外構を明るく整えたいシーンとなっており、洋風やモダンデザインに限られるかとおもわれます。
清楚で涼しげな印象を与える樹種ですが、あまり過剰に並べると主張が強くなりがちなので、ワンポイントな配置が望ましいでしょう。
花期が3-4月で実がなるのが5-6月と、連続した時期に高い鑑賞性を発揮してくれるのは嬉しいところ。
これにあわせて3~6月にかけて美しさのピークを迎える庭や外構をつくってもよいですが、あえて季節をずらして一年を通して異なる顔を持つ庭をつくっても良いでしょう。
あまりゴチャゴチャとした外構には似合わず、シンプルモダンや無駄のない洋風デザイン、ヨーロッパデザインなどと相性が良いとされます。
種別
落葉広葉樹・落葉高木
名称
アメリカザイフリボク、ジューンベリー
樹高
2.5m以上
開花時期
3-4月
植栽費用
やや高価ー高価
適した環境・採用環境
清潔感のある外構
欧米などのテーマに近い庭
白や赤などの上品な色合いで整えたい場合
鑑賞性の高い空間をつくりたい場合
主な植栽可能地・原産地
北海道から九州
害虫耐性・病気耐性
普通
特別病害虫に弱いわけではない。