2020.10.22
外構リフォームはいつがオススメ?経過年数で見るオススメのリフォームタイミング時期・周期について
ノエル一宮店では外構リフォームの依頼も多く寄せられますが、同時に『外構のリフォームを考えるべき時期はいつですか?』というようなご相談もお問い合わせいただきます。
実際の改修推奨時期は現場ごとに異なるため一概には言えませんが、ある程度大まかに考えた場合のオススメ周期は以下にまとめてみたいと思います。
経過年数1年から5年
外構製品は外気に晒される他に、雨風や排気ガスの影響を受け、気温の影響も受けやすいという特徴があります。
そのため環境によっては劣化が早く進み、場合によってはやや早めのリフォーム時期が訪れる場合がございます。
5年以内のリフォームはやや早めの傾向にありますが、早めのリフォームにも実はメリットがあります。
外構業者を経由してリフォームしなければならない外構製品は大型のものが多く、劣化が進むと撤去が困難になったり、安全性に大きな支障をきたすケースが多くあります。
特に外構製品は屋外に設置するためにイレギュラーな事態に見舞われやすく、ヒビを放置しておいたカーポートが台風で崩壊するという事例も存在します。
もちろん、だからといって焦ってなんでもかんでもリフォームすると費用的な負担が非常に大きくなるためある程度慎重に考える必要がありますが、早めのリフォームだからといって忌避する必要はないかと思われます。
実際の事例では、台風などのトラブルに見舞われた方からのリフォーム依頼や、デザインの一新を計画している方、環境のリセットなどを計画する方がこの周期でのリフォームを依頼することが多い印象です。
また、湿気の多い地域で雨天に多く見舞われる地域でのウッドデッキなど木製製品は早く腐敗することがあり、その場合にもある程度短い周期での相談が寄せられることがあります。
駐車スペースや門まわりなどでは使用頻度が高いために、扱い方や過ごし方によっては劣化が早く進むことがあり、その場合もこの周期での対応が求められることもあります。
経過年数5年から10年
内装よりも早く劣化が進む外構においてはこの周期でのリフォーム相談が多く寄せられます。
特に門まわりや駐車スペース周辺でのリフォーム依頼、また湿気の多いエリアでのウッドデッキ取り替えや撤去の依頼、フェンスや駐輪スペースのリフォームなどは定番です。
劣化が進むと言っても全く機能しなくなるわけではありませんが、見た目的にも古さが目立ってきて、外構にこだわる方はデザイン的な面のみでも改修を依頼されることがあります。
塀やアプローチに関してはまだまだ長持ちすることが多いですが、他の製品とまとめて一緒にリフォームを希望される方もいます。
愛知県が車社会であるためか一宮市ではカーポートにこだわる方が多く、古い製品を新しい製品に取り替えるよう希望される方もいますね。
外構のリフォーム自体、緊急の用でなければ「全部まとめて」といった相談が多く、多少の劣化には目を瞑って10年おき程度に一斉更新される方もいます。
ノエルでは常に信頼のおけるメーカーの製品を使っているため耐用年数も高くなるよう意識しておりますが、安全面やセキュリティ面を含めるとリフォームをオススメしたくなる場合もあります。
特に最近の外構製品はどんどんグレードアップしており、以前よりもコストパフォーマンスに優れた商品がずらりと並んでいます。
最新の技術を味わえるという点も考慮すると、この周期が一般的に言われるラインかと思われます。
経過年数10年から20年
ブロック塀、コンクリート、アプローチなどはあまりリフォームせずとも長く維持することが可能です。
ただ見た目状の劣化が目立つようになるのはこのくらいで、安全性の低下なども見ただけでわかるようになってきます。
実際のところ、これらをいつリフォームするのかというのは状態によります。劣化が激しいようであれば、この時期にリフォームするのがベストでしょう。
耐用年数が高いエクステリアグッズもこれくらいの時期になると劣化が目立つようになってきます。
また雨による汚れなども蓄積されており、大規模リフォームの時期としてはこれくらいの周期が一般的ではないでしょうか。
ただ安全面に問題がなさそうであれば20年程度まで待つこともあり、それから一斉リフォームという流れになります。
経過年数20年以降
エクステリア製品によってはまだまだ現役で使用できますが、一方で安全面の劣化が激しいものも目立ってくる時期です。
こうなるとトラブルの危険性も考慮し、外構業者としては安易に「まだまだリフォームしなくても平気ですよ!」とは言えなくなってきます。
特に外構の劣化によって生じるトラブルは重大な事態に発展しやすいため、最大でも20~30年には一度大規模なリフォームを行いたいところです。
また、費用的な面を考慮する場合でもウッドデッキや門扉など利用頻度によって劣化しやすい部分に関しては予め取り替えておくのがベストです。
まとめ
経過年数ごとのリフォーム推奨時期についてまとめてみましたが、いかがでしょうか。
正直なところ、実際のリフォームタイミングはその現場ごとに全く異なるため、あまり一概には言えません。
ただよく問い合わせされることでもありましたので、簡単にまとめてみました。
外構用品の劣化というのは見た目上のものもありますが、一番警戒すべきは安全性の低下です。
安全面を考慮すると外構に携わる身としては迂闊に「リフォームしなくていいよ!」とは言えなくなってしまうので、実際のリフォーム時期はご自身で考えてみるというのも手です。
扱う用品によってリフォーム推奨時期も全く異なり、まったく簡単には語れない分野なので、あくまでも参考程度にしてください。