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一条工務店の外構デザイン実例!セミクローズ外構の全貌をプロが解説

一条工務店の外構デザイン実例!セミクローズ外構の全貌をプロが解説

「一条工務店で家を建てたけれど、外構をどうすればいいか分からない」「セミクローズ外構に憧れているが、実際の施工事例を見てみたい」——そんな悩みを抱える方に向けて、外構のノエル福井店が手がけた施工実例を丁寧に解説します。

この動画では、一条工務店オーナー様のご邸宅に施工されたセミクローズ外構を、福井店の林さんが現地でルームツアー形式で紹介。静岡藤枝・三島店の奥山さんがゲスト解説を加え、設計の意図・使用建材・金額感まで踏み込んだ内容になっています。動画を見ていない方でも全体像が把握できるよう、各パートを詳しく解説していきます。

目次

一条工務店の外構で押さえるべき3つの前提条件

一条工務店(一条工務店 住宅ラインアップ公式ページ)の住宅は、外構を計画する上でいくつか知っておくべき固有の条件があります。この動画で取り上げられた現場でも、これらの条件が設計に大きく影響していました。

①オリジナルタイルは外構に転用できない

一条工務店の玄関まわりにはハイドロテクトタイルをはじめとした独自開発のタイルが使われています。これは外構業者が仕入れて使うことができないため、「玄関と同じタイルで外構も統一したい」という要望には応えられません。その代わり、できるだけ色合いや質感が近い建材を選ぶことが重要なポイントになります。今回の施工例では、床タイルにリクシルの「ベスパ」を採用し、玄関タイルのトーンと近づける工夫がなされていました。

②水害対策住宅は基礎まわりの通気を確保する必要がある

今回の物件は水害対策住宅仕様で、浸水時に基礎の中にあえて水を入れることで建物が浮かないよう設計されています。このため、基礎まわりの通気口を塞いではいけないというルールがあります。外構でデッキを設置する際にはデッキグレーチング(格子状の床材)を採用して通気を確保するなど、構造上の制約を踏まえた設計が求められます。

③余ったタイル・標準設備の活用も視野に入れる

一条工務店では施工後にタイルが余ることがあり、今回は20枚の余剰タイルを活用して玄関前のサブアプローチを作りました。また、標準で付属する水栓が見栄え的に不満という場合は、外構工事の際に移設・変更することも可能です。今回は水栓をタキロン製「シプレー」のブラック色に変更し、外構全体のカラーテーマに合わせています。

門柱・ファサードのこだわり設計:予算100万円の贅沢な玄関まわり

訪問者が最初に目にするファサード(門柱まわり)は、今回の外構の中でも最も力を入れたゾーンです。林さんによると、この部分だけで約100万円の費用がかかっています。

リクシルGフレーム+600角タイルの組み合わせ

門柱にはリクシルのGフレームを採用。上部のGフレームで約50万円、下部の門柱部分で約50万円という内訳です。タイルはアイコットリョーワの「カリラ」(600角)を使用しています。600角という大きなサイズを採用することで、継ぎ目が少なく高級感のある仕上がりになります。

注目すべきは目地材の色です。一般的に目地はグレー(セメント色)が使われますが、今回はタイルカラーに合わせた白い目地材を使用しています。これにより、タイルと目地が馴染み、全体として洗練された印象を生み出しています。奥山さんも「目地を白にしてるでしょ、これ。こだわってます」と評価しており、細部へのこだわりが伝わる選択です。

高さ設定と視線コントロール

敷地と道路の間には高低差と傾斜があるため、門柱の高さ設定が重要な課題でした。今回は道路から見て約1.9mという高さに設計し、通行人の目線からデッキスペースがほぼ見えないようにしています。高さ1800mm・横幅2400mmのGフレームにダウンライトを設置することで、夜間のアプローチも美しく照らされます。

カサギ(笠木)の付け方で主役を演出

門柱が2本ある場合、両方に同じ笠木をつけると単調な印象になります。今回はリクシルの笠木を主役の門柱にだけ取り付け、もう一方にはあえて付けないという非対称デザインを採用。「主役を引き立てるために脇役を抑える」という設計哲学が、さりげなく実践されています。奥山さんも「この方法は自分にはなかった」と感心していました。

照明の「ビタビタ」設置技術

門柱への照明取り付けで林さんが強調するのが「ビタビタ」の設置です。タイルの割り付けを計算し、照明が入るギリギリの寸法で収める施工は誤差2mm程度の精度が求められます。「職人さんには本当に頑張ってもらった」と林さんが語るほど難易度の高い施工ですが、この精度があるからこそ、完成後の美しさが際立ちます。愛知県一宮市の外構のノエル(株式会社ノエル)では、こうした精度の高い施工を各店舗で追求しています。

駐車スペースと仮駐車場:砂利+コンクリートラインのデザイン

玄関前は広めの駐車スペースとして確保しつつ、将来的にカーポートSC(リクシル)の設置も想定したレイアウトになっています。

砂利×コンクリートラインで「絵になる」仕上げ

当初は駐車場にする予定だった横のスペースは、予算面と動線の観点から仮駐車場に変更。ただし砂利だけでは面白みがないため、コンクリートのラインを入れることで車がない時でも絵になるデザインにしています。

またブロックとの境界部分にはリクシルのデザイナーズレールを設置し、視線を誘導するとともにブロック自体の存在感を抑えています。

砂利の色選びも妥協しない

砂利は一見どれも同じように見えますが、採掘場所によって色味が大きく変わります。今回は黒・赤(鉄分含有)のニュアンスが入ったグリ石を選定し、グレー系のブロックやコンクリートと色のバランスを整えています。細かい素材選びが、全体の統一感に貢献しています。

お庭スペースの設計:プライバシーを守る2.1mフェンスと人工芝

住宅に囲まれた立地条件のため、お庭スペースは周囲からの視線をしっかり遮る設計が求められました。

エコモックフェンス:隙間5mmのプライバシー性能

周囲を囲むフェンスにはエコモックフェンス(シックグレー)を採用し、高さは約2.1mを確保。林さんは隙間を5mmに設定しています。一般的に1cm隙間があると内側がかなり見えてしまいますが、5mmにすることで外からほとんど見えなくなります。メーカーも5mmまでは許容範囲としており、安心して施工できるポイントです。

色はシックグレーを選択。明るい木目色にすると存在感が強くなりすぎ、門柱という「主役」を食ってしまうため、あえて控えめな色にしてお庭の主役をファサードに維持しています。

フェンス下の高低差処理

敷地に傾斜があるため、フェンスの下部に10cm以上の隙間が生じる箇所が出てきます。この処理にグリ石(砂利)を活用し、自然な形で隙間を目立たなくしています。「砂利で高さをぼかして馴染ませるのが上手い」と奥山さんが指摘していたように、砂利は見た目のつなぎ材としても機能します。

ノエルターフ(人工芝):30℃でも熱くならない高品質

お庭の床面には外構のノエルオリジナルの「ノエルターフ」を採用。撮影日の気温は約30〜31℃でしたが、手で触れても熱さをほとんど感じないことを動画内で実証しています。毛が常に立っていてリアルな見た目が保たれており、オーナー様からも高い評価を得ています。真夏でもある程度快適に使えるのが、ノエルターフの強みです。

ヨドコウ「エスモ ブラック」物置:ビタビタ設置の妙技

お庭にはヨドコウのエスモ ブラック(2024年2月発売開始)を設置。この物置の設置位置にも林さんのこだわりがあります。施工中に視線が気になる点に気づき、フェンスを立てる代わりに物置をフェンスにビタビタに密着させることで、視線遮断と物置スペース確保を同時に実現しました。「この発想は自分にはなかった」と奥山さんが感心した独自のアイデアです。

デッキスペースの設計:グレーチング・手すり・照明の三位一体

室内の床と同じ高さまでデッキを上げたいというオーナー様の要望に応えるため、デッキグレーチングを使用してデッキを嵩上げしています。

デッキ材と手すり

デッキ材はアプローチ部分と同じリクシルのベスパ(カラーは色違い)を使用し、統一感を持たせています。手すりにはリクシルのデザイナーズレールを採用し、スタイリッシュな仕上がりに。この手すりはオーナー様自身が選んだもので、センスの良さが光る選択です。

東洋工業「ビームベンチ」:コンクリート製で劣化知らず

お庭のアクセントとして東洋工業のビームベンチを設置。コンクリート製のため非常に重く、劣化の心配がほとんどありません。屋外のベンチは木製だと腐食、金属製だとサビが気になりますが、コンクリート製であれば長期間メンテナンスほぼ不要で使い続けられます。

照明計画:大光電機のアウトドア照明12V

外構照明には大光電機のアウトドア照明(12V)を採用しました。一般的にはオーデリックやリクシルが多く使われますが、今回はあえて大光電機を選択。ポール型照明でお庭の角を明るく照らし、将来的な照明の増設も視野に入れた計画になっています。

水栓:ジラーレショートで目立たせない設計

お庭の水栓にはオリーバ1のジラーレショートを設置。ベンチから見えない位置に配置し、空間のすっきり感を保っています。オーナー様が選んだ赤色の差し色が遊び心を添え、機能美と個性を両立しています。

植栽計画:オーナー様DIYとプロのアドバイスが融合

今回の外構の大きな特徴のひとつが、植栽の多くをオーナー様自身が施工・管理している点です。

青玉(アオダモ)と山採りの植木

ファサードの植栽には青玉(アオダモ)を使用。傾いた形をあえて生かして植えることで、自然な動きと個性を表現しています。また玄関前のサブスペースには、ご主人様自ら山採りしてきた植木を配置。枝の向きまでこだわって植えるセンスは、外構担当の林さんや奥山さんも絶賛していました。

今後のシンボルツリー選定:奥山さんのアドバイス

お庭のベンチ近くにはシンボルツリーを植える予定で、現在オーナー様が検討中です。奥山さんからは「南向きの庭なので、木陰を作れる大きめの木がよい。ベンチのすぐ近くではなく3.5〜4m離れた場所に高さのある木を植えると、日陰ができて使いやすい」とアドバイスがありました。候補として挙がったのはモミジ。和洋ミックスの雰囲気にも合い、紅葉も楽しめるシンボルツリーとして最適とのことです。

植物スペースの砂利ゾーン

お庭の一角には約1mの範囲で砂利ゾーンを設け、プランターを置いて植物を楽しめるスペースを確保。照明ポールも設置しており、夜間もライトアップされた植物が美しく映えます。

カラーコーディネート:ブラック×木目×白で統一感を生む

今回の外構全体を貫くデザインテーマは「ブラック×木目×白」です。一条工務店の外観(木目+ブラック系)に合わせてこのテーマを設定し、各部材の色選びに一貫性を持たせています。

  • ブラック系:エコモックフェンス(シックグレー)、水栓(シプレー ブラック)、エスモ物置(ブラック)
  • 木目系:デッキ材(リクシル ベスパ)、デザイナーズレール
  • 白・明るいトーン:門柱タイル(カリラ)、目地(白)、アプローチタイル

「たくさんの色を使わないのはセオリー」と奥山さんが指摘したように、色数を絞ることが外構デザインの美しさを生み出す基本です。外構のノエルでは、建物の外観カラーと外構の色を事前にヒアリングし、統一感のあるプランを提案しています。

外構のノエルが語る:セミクローズ外構を成功させる5つのポイント

今回の施工実例を踏まえ、外構のノエルのデザイナー視点でセミクローズ外構を成功させるポイントをまとめます。

  1. 視線コントロールを最初に設計する:どの方向からの視線を遮断するかを最初に決め、フェンス高さや門柱位置を逆算して決める。今回は2.1mのフェンスで「室内に立っていてもご近所が気にならない高さ」を実現しています。
  2. 高低差を味方につける:傾斜や高低差は悩みのタネになりがちですが、上手く利用すればデッキの嵩上げや砂利での自然なつなぎが可能です。高低差を「課題」ではなく「デザインの要素」として捉えましょう。
  3. 主役と脇役を明確にする:ファサードを主役にするなら、フェンスや物置は控えめなカラー・デザインにする。カサギを片方にだけつけるなど、「引き算の美学」が外構デザインを洗練させます。
  4. 照明計画は後回しにしない:タイルの割り付けと照明位置は施工前に一緒に決める必要があります。後付けでは「ビタビタ」の美しい設置は不可能です。夜のライトアップまで想定したプランを最初から組み込みましょう。
  5. 将来の追加工事を想定しておく:今回はカーポートSCの将来設置を想定してスペースを確保しています。シンボルツリーの植栽スペースや照明の増設ルートなど、「将来こうしたい」を現時点の設計に織り込んでおくことが重要です。

今回使用された主な建材・メーカー一覧

部位 メーカー 商品名
門柱フレーム リクシル Gフレーム
門柱タイル アイコットリョーワ カリラ(600角)
床タイル(アプローチ・デッキ) リクシル ベスパ
フェンス エコモック シックグレー
手すり・誘導レール リクシル デザイナーズレール
人工芝 外構のノエル ノエルターフ
物置 ヨドコウ エスモ ブラック
ベンチ 東洋工業 ビームベンチ
水栓 タキロン(オリーバ1) シプレー/ジラーレショート
宅配ボックス ナスタ スタボックス
照明 大光電機 アウトドア照明(12V)

まとめ:一条工務店の外構は「建物との整合性」が成功のカギ

今回の動画で紹介されたノエル福井店の施工実例は、一条工務店の住宅に合わせた外構計画の「お手本」と言える内容でした。オリジナルタイルが使えないという制約の中でも、近似色の建材選びや目地色のこだわり、色テーマの統一によって建物と外構の一体感を生み出しています。

また、オーナー様自身が植栽や小物をDIYで施工・管理されており、「プロが作った外構+オーナーの愛着」が融合した理想的な形になっています。外構は完成がゴールではなく、住みながら育てていくものでもあるという視点が、この実例から伝わってきます。

愛知県一宮市の外構のノエルでは、東海エリア全域でお客様の住まいに合わせたオーダーメイドの外構プランをご提案しています。一条工務店をはじめとする各ハウスメーカーの仕様に精通したデザイナーが在籍しており、建物の魅力を最大限に引き出す外構づくりをサポートします。

今回紹介した施工実例の動画は、設計の意図や使用建材について林さんと奥山さんが詳しく語っており、外構計画の参考として非常に役立つ内容です。ぜひ合わせてご視聴ください。外構計画のご相談は、外構のノエルの公式サイト(https://noel-garden.jp)または各店舗の公式LINEからお気軽にどうぞ。

よくある質問(FAQ)

一条工務店の外構工事はどこに頼めばいいですか?

一条工務店の外構は、ハイドロテクトタイルなど独自仕様を理解した外構専門会社に依頼するのがおすすめです。外構のノエルは一条工務店の仕様に精通したデザイナーが在籍し、建物との統一感を意識したプランを提案しています。

セミクローズ外構とクローズ外構の違いは何ですか?

クローズ外構は門扉・フェンスで敷地全体を囲う閉鎖的なスタイル、セミクローズはアプローチ部分など一部を開けて適度な開放感を保つスタイルです。プライバシーを確保しながら圧迫感を抑えたい場合はセミクローズが人気です。

エコモックフェンスの隙間は何mmが目隠し効果として最適ですか?

メーカーの許容範囲は5mmまでとされており、外構のノエルでは5mmで施工することが多いです。1cmだと内側が見えやすくなりますが、5mmにすることで外からほとんど見えなくなり、プライバシー性能が大幅に向上します。

ノエルターフ(人工芝)は夏の暑さに強いですか?

外構のノエルのオリジナル人工芝「ノエルターフ」は、気温30℃程度であれば触れても強い熱さを感じにくい素材を使用しています。毛が常に立った状態で本物の芝生に近い見た目を保てるため、お庭の緑化に人気です。

外構・お庭づくりのご相談は外構のノエルへ »



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