ゴロタ石(グリ石)と相性抜群の植物10選|プロが解説するおしゃれな外構づくり

「SNSでゴロタ石(グリ石)を使ったおしゃれなお庭を見て真似してみたけど、なんかダサくなってしまった……」「どんな植物と組み合わせればいいのか分からない」——そんな悩みを持つ方は、実はとても多いです。
今回は、ノエルガーデン系列・静岡藤枝/三島店の外構デザイナー・奥山さんが解説するYouTube動画「グリ石を置くだけでお家が激変!プロが選ぶ相性抜群の植物10選」の内容をもとに、ゴロタ石(グリ石)と相性抜群の屋外植物10選を、具体的な使い方・配置のポイントまで含めてわかりやすく解説します。DIYで外構に挑戦したい方にも、これからプロに依頼しようとしている方にも役立つ内容です。ぜひ動画と合わせてご覧ください。
目次
- ゴロタ石(グリ石)とは?外構で人気が高まる理由
- 【1選目】コルジリネ|リゾート感を演出するアクセントグリーン
- 【2選目】青ダモ(アオダモ)|万能シンボルツリーの王道
- 【3選目】プランター×コルジリネ|高級感を一気に上げる組み合わせ
- 【4選目】ナツハゼ|樹形の美しさと紅葉が楽しめる和モダンの逸材
- 【5選目】コケ(苔)|難易度は高いが整えた時の美しさは別格
- 【6選目】植物なし(グリ石のみ)|植物が苦手な人への最強の選択肢
- 【7選目】芝生(天然芝・人工芝)×グリ石|DIYにも使えるコスト削減テクニック
- 【8選目】アガベ・多肉植物|ドライガーデンの鉄板コンビ
- 【9選目】コクリュウ(黒竜)|和モダンにぴったりの引き締めグリーン
- 【10選目】マホニアコンフューサー|管理が楽な和洋折衷の万能下草
- グリ石の「敷き方」でおしゃれ度が決まる!プロが教える3つのポイント
- グリ石と相性が悪い植物は?プロの正直な答え
- まとめ:ゴロタ石(グリ石)×植物でお庭を格上げしよう
ゴロタ石(グリ石)とは?外構で人気が高まる理由
ゴロタ石(グリ石)とは、拳大から少し小さめサイズの丸みを帯びた自然石のことです。もともとは建物の基礎や構造物の下地材として使われていた素材でしたが、造園・外構業界でその自然な風合いが注目され、ここ数年でおしゃれなお庭デザインに欠かせないアイテムとして定着しました。
インスタグラムやYouTubeでも「ゴロタ石」「グリ石」「ドライガーデン」といったキーワードでおしゃれな施工事例が多数紹介されており、新築外構・リガーデンの両方で人気が急上昇しています。
また、産地によって色・質感が異なるのも魅力の一つです。動画の中で奥山さんが解説していたように、静岡県内でも西部はブルーがかったもの、中部地区は黒いものや柔らかい質感のものなど、地域ごとの個性があります。近年はメーカーが規格品として販売するゴロタ石製品もあり、色や質感を統一しやすくなっています。
【1選目】コルジリネ|リゾート感を演出するアクセントグリーン
グリ石との組み合わせ第1位として奥山さんが挙げたのがコルジリネです。赤やブロンズ系の葉が放射状に広がり、まるで赤いウニのようなシャープな存在感があります。水やりが少なくても育つ管理のしやすさと、独特のカラーリングが最大の特徴です。
- 見た目:赤・ブロンズ・グリーンなど葉色が豊富でリゾート感・ホテルライクな雰囲気を演出
- 管理:乾燥に強く、水やりの手間が少ない
- おすすめの使い方:アプローチ沿いに1mピッチで列植し、足元をグリ石で整えるとホテルのエントランスのような演出が可能
単体で植えるだけでなく、後述するプランターと組み合わせるとさらにグレードアップします。まずグリ石との組み合わせの基本として押さえておきたい植物です。
【2選目】青ダモ(アオダモ)|万能シンボルツリーの王道
2選目は青ダモ(アオダモ)。外構デザインにおいてシンボルツリーの定番中の定番で、奥山さんも「青ダモが合わないものがないくらい万能」と太鼓判を押す植物です。
- 樹高:3m〜5m程度のものをシンボルツリーとして選ぶのがおすすめ
- 管理:剪定がほとんど不要で、ほったらかしでも美しい樹形を維持
- グリ石との相性:迫力のある青ダモには、50cm幅ではなく1m〜1.5m幅でグリ石を広げて敷き詰めると、木のボリュームと根元のバランスが取れておしゃれに
奥山さんのアドバイスとして、「あえて下草を入れず、青ダモ1本とグリ石だけで完結させる」という見せ方も非常にかっこいいとのこと。さらに、照明(ライトアップ)とセットで計画することで夜間の演出も格段に上がります。青ダモほどの価値ある植物はライトアップする価値が十分にあると言えます。
【3選目】プランター×コルジリネ|高級感を一気に上げる組み合わせ
植物単体ではなく「プランター×コルジリネ×グリ石」という組み合わせが3選目です。動画でも「変化球」として紹介されていましたが、これが実は非常に効果的な方法です。
ポイントはプランターのデザイン選びです。一般的な茶色い細長いプランターではなく、高さ約40〜50cmほどの筒型・スリムなもので、白・グレー・黒といったシックなカラーを選ぶことが重要です。これを3つほど等間隔に並べ、その下にグリ石を敷き詰めると、まるで高級ホテルやギャラリーのような空間が完成します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プランター費用目安 | 1つあたり2〜3万円程度(参考:オンリーワンクラブ 植栽・ガーデン製品) |
| おすすめカラー | 白・グレー・黒(モノトーン系) |
| 中に植える植物 | コルジリネが特におすすめ |
| DIY難易度 | プランター購入後、自分で植え付け可能 |
コルジリネ自体はお花屋さんでも手に入りやすいため、プランターを購入して自分で植え込むDIYにも十分チャレンジできます。照明と組み合わせれば夜間の演出効果もアップします。
【4選目】ナツハゼ|樹形の美しさと紅葉が楽しめる和モダンの逸材
4選目はナツハゼ。魚の「ハゼ」ではなく「夏ハゼ」です。シンボルツリーとして近年人気が急上昇している植物で、その最大の魅力はぐにゃりと曲がった独特の樹形にあります。
- 樹形:山取り材など自然な曲がりのある木が美しく、1本でオブジェのような存在感
- 紅葉:秋になると真っ赤に色づき、四季の変化が楽しめる
- 実:ブルーベリーに似た実がなる(食用としては風味が薄め)
- 管理:成長が遅く、落葉量も少ないため管理しやすい
「植物の管理が苦手」「落ち葉掃除が嫌い」という方にも奥山さんがおすすめする植物です。グリ石との組み合わせでは、ナツハゼの根元周りを広めにグリ石で囲うことで、和モダン・ナチュラルモダンの雰囲気が格段に高まります。
【5選目】コケ(苔)|難易度は高いが整えた時の美しさは別格
5選目はコケ(苔)です。「コケって勝手に生えてくるもの?」と思う方もいるかもしれませんが、ここで紹介するのは京都の日本庭園のように丁寧に手入れされたコケを活用する方法です。スギゴケやスナゴケなどが代表的な種類として挙げられます。
奥山さん直伝のコケ×グリ石の使い方は、「コケで小山(こやま)を作り、その周りをグリ石で囲む」というもの。さらにコケの中に1本だけ下草をちょっと植えるだけで、非常に色っぽく、日本庭園のような奥深い雰囲気が生まれます。
ただし、正直な話として奥山さんは「自分で3回チャレンジして3回失敗した」と明かしています。コケを定着させて綺麗な状態を維持することは難易度が高く、水やり・日当たり・湿度管理が求められます。それだけに「チャレンジして整ったときの美しさは格別」とも語っており、本気でこだわりたい方へのチャレンジ枠として捉えておくといいでしょう。
【6選目】植物なし(グリ石のみ)|植物が苦手な人への最強の選択肢
「植物10選」と銘打っておきながら、6選目は「植物なし・グリ石だけ」というユニークな提案です。「植物は絶対入れたくない」「虫が嫌い」「管理が苦手」——そんな方にとっては最適解とも言えます。
ここで奥山さんが強調していたのが、「構造物の際(きわ)にグリ石を入れる」というテクニックです。
- 門柱の根元:コンクリートと門柱が直接くっつくのではなく、少し隙間を開けてグリ石を入れることで自然なアクセントが生まれる
- 住宅基礎回り:駐車スペースのコンクリートを建物の基礎に直接ぶつけず、グリ石の帯を設けることで表情が豊かになる
これだけでコンクリートが連続する無機質な外構に変化と奥行きが生まれ、スタイリッシュでモダンな印象になります。植物がなくても十分に成立するデザインであり、メンテナンスの手間もゼロです。コストを抑えながらおしゃれに見せたい方にも有効な方法です。
【7選目】芝生(天然芝・人工芝)×グリ石|DIYにも使えるコスト削減テクニック
7選目は芝生(天然芝または人工芝)とグリ石の組み合わせです。コケと同じような用途として、芝生の外周をグリ石でぐるりと囲む使い方が非常におしゃれです。
特に注目すべきは人工芝のDIYとグリ石の組み合わせです。人工芝は幅1m×長さ10m・5mなどのロール状で販売されていますが、自分で貼っていくと境界ブロックとの端で中途半端に余ってしまうことがよくあります。そんな時に、
- 人工芝の端をカッターで多少雑に(うねうねと)切る
- 切り口の周囲にグリ石を敷き詰めてぼかす
このようにするだけで、カット面の粗さが見えなくなり、むしろ自然な仕上がりになります。また、人工芝と境界ブロックの間にグリ石の帯を入れることで、芝がブロックに直接ぶつかる不自然さも解消されます。
コストを抑えながら、DIYでもプロっぽい仕上がりを実現できるのがこの組み合わせの最大の魅力です。天然芝の場合は、芝が広がりすぎないよう「見切り材→グリ石」の順で囲ってあげると管理もしやすくなります。
【8選目】アガベ・多肉植物|ドライガーデンの鉄板コンビ
8選目はアガベをはじめとする多肉植物・サボテン類です。ドライガーデンと呼ばれるスタイルが近年非常に人気で、アガベ・サボテン・塊根植物などとグリ石の組み合わせは「鉄板」と言っていいほど相性が抜群です。
- グリ石の無機質・荒々しい質感とアガベのシャープなフォルムが絶妙にマッチ
- 水はけが良くなるためアガベなどの乾燥を好む植物の生育環境にも適している
- アガベ愛好家がDIYで自分のコレクションを庭に植える事例も多い
奥山さんは「リゾート系植物に他の下草を入れるのは難易度が高い。むしろアガベを主役にして他のものを入れずグリ石だけで収めるのが正解」と語っています。アロエも同様に相性が良く、組み合わせるとさらに面白い庭になるとのこと。また、昔から日本の和風庭園にあるようなソテツもグリ石との相性が非常に良いとされており、独特の形状を持つ植物全般はグリ石と好相性です。
【9選目】コクリュウ(黒竜)|和モダンにぴったりの引き締めグリーン
9選目はコクリュウ(黒竜)です。黒みがかった細い葉がツンツンと密集して生える低い地植えの植物で、和風・和モダンの雰囲気にとてもよく合います。竹をミニチュアにしたような印象で、地面に沿って横に広がりながら成長します。
- 用途:アクセントとなる低い下草として、門柱周りや建物際に帯状に植える
- グリ石との使い方:コクリュウを植えた周囲をグリ石で囲うことで、和モダンかつ凛とした印象に
- 相性の良いスタイル:和モダン・モダン・シンプルナチュラル
奥山さんによると、最近は和モダンを希望するお客様が非常に多く、そういった場合にコクリュウやコケ、青ダモなどを組み合わせた提案をするとのこと。コクリュウはグリ石の天然石素材との相性が良く、「グリ石は天然素材だから和風植物と根本的に合う」というコメントがとても印象的です。
【10選目】マホニアコンフューサー|管理が楽な和洋折衷の万能下草
最後の10選目はマホニアコンフューサーです。少し発音しにくい名前ですが、細くシャープな葉が特徴の常緑低木で、和風の雰囲気も洋風の雰囲気にも合わせやすい万能選手です。
- 管理がとても楽で、ほぼ手がかからない
- 常緑なので冬も緑を保てる
- グリ石との相性が良く、シンプルにグリ石の中に点在させるだけでおしゃれになる
奥山さんはこの10選目の紹介の流れで、グリ石の敷き方について重要なアドバイスもしています。
グリ石の「敷き方」でおしゃれ度が決まる!プロが教える3つのポイント
植物選びと同様に、グリ石の敷き方も仕上がりに大きく影響します。動画の中で奥山さんが解説していたポイントをまとめます。
ポイント①:石と石の隙間から土が見えないようにする
グリ石は拳大サイズが多いため、石同士の間に隙間ができやすく、下の土や防草シートが見えてしまうことがあります。これが「なんかダサい」と感じる原因の一つです。対策としては、グリ石と同系色の細かい砂利を下地に敷いてからグリ石を並べると、隙間から地面が見えにくくなり、すっきりとした仕上がりになります。
ポイント②:シンボルツリーの高さに合わせてグリ石の敷き幅を決める
3〜4mのシンボルツリーを植えたのに、根元周りのグリ石が50cm幅だと、木のボリュームに対して根元がスカスカに見えてしまいます。樹高3〜4mの木なら1m〜1.5m幅を目安にグリ石を広げることで、上下のバランスが取れておしゃれに見えます。
ポイント③:サイズの異なるグリ石を混ぜる
大きさが均一のグリ石だけを並べると単調になりがちです。大きいものと小さいものを混ぜて敷くことで、自然な抜け感と奥行きが生まれます。また、全面に敷き詰めるだけでなく、「点在させる」「アクセントとして置く」という使い方もおしゃれです。
グリ石と相性が悪い植物は?プロの正直な答え
「グリ石と合わない植物はあるの?」という疑問に対して、奥山さんは「なかなかない」と答えつつも、1つだけ挙げてくれました。それがコニファー(クリスマスツリーのような円錐形の針葉樹)です。
地植えにしたコニファーの根元にグリ石を敷くのは、奥山さんはあまりやらないスタイルとのこと。ただし、コニファーをプランターに植えて、そのプランターの周囲をグリ石で囲う方法なら問題なくおしゃれになるとのことです。「直接地植えのコニファー×グリ石」という組み合わせは避けた方が無難かもしれません。
まとめ:ゴロタ石(グリ石)×植物でお庭を格上げしよう
今回ご紹介したゴロタ石(グリ石)と相性抜群の植物・素材10選を振り返ります。
- コルジリネ:赤い葉のアクセントグリーン、リゾート感演出
- 青ダモ(アオダモ):万能シンボルツリーの王道
- プランター×コルジリネ:高級感を一気に上げるテクニック
- ナツハゼ:樹形・紅葉が美しい和モダンのシンボルツリー
- コケ(苔):難易度高だが美しさは別格
- 植物なし(グリ石のみ):構造物の際に使うだけでスタイリッシュに
- 芝生(天然芝・人工芝):DIYとの相性も抜群、コスト削減にも
- アガベ・多肉植物:ドライガーデンの鉄板コンビ
- コクリュウ(黒竜):和モダンに最適な低い下草
- マホニアコンフューサー:管理が楽な和洋折衷の万能下草
ゴロタ石(グリ石)は比較的コストを抑えやすく、DIYにも挑戦しやすい素材です。しかし、植物の選び方・敷き方のバランスを間違えると、「なんかダサい」という結果になりがちです。今回の10選と敷き方のポイントを参考に、ぜひご自身のお庭・外構づくりに役立ててください。
動画では奥山さん自身が実際の施工経験をもとに語っているリアルなアドバイスが満載ですので、ぜひYouTube動画もあわせてご視聴ください。
ノエルガーデンでは愛知県・東海エリアを中心に、外構・エクステリア・お庭づくりのご相談を承っています。「グリ石を取り入れたおしゃれな外構にしたい」「植物の選び方からプロにアドバイスしてほしい」という方は、ノエルガーデン公式サイトよりお気軽にお問い合わせください。



