外構における『カシワ』の特徴とは?
愛知県一宮市から岐阜にかけて外構・エクステリアの設計デザインと施工を専門としているノエルです。
今回は外構における植栽の特徴について解説していきたいと思います。
カシワは『代を途切れさせない』として知られる樹種で『かしわもち』にも使われる伝統ある植物です。
葉の形は動物の手足のような印象を与える柔らかい形状をしており、葉色も明るいため優しい印象やフレンドリーな印象を与えます。
全体を明るくまとめあげる他、縁起の良さをテーマとした庭や外構で採用の可能性があります。
樹形が横に広がっていくためある程度のスペースがないと植えるのは難しいですが、スペースがある空間では生命力豊かな庭木として育ってくれます。
モダン外構から和風外構、洋風外構まで多くのデザインに調和する汎用性の高さがある上に、防風といった目的で植えられることもあります。
ドングリを身につけるブナ科である。
種別
落葉広葉樹・落葉高木
名称
カシワ、オオカシワ
樹高
2m以上
開花時期
4-5月
植栽費用
普通ーやや高価
適した環境・採用環境
縁起の良さや繁栄を象徴する外構や庭
明るいテーマ、親しみやすさや上品さを意識したい場合
防風、スペースのある空間
主な植栽可能地・原産地
北海道ー九州
害虫耐性・病気耐性
普通
病害虫に一般的な耐性がある。